May 25, 2016

ありあまる富

先日のMステで、潤くんが今でも聴くと泣きそうになる、
当時を思い出して切なくなるといってあげたのが、
ドラマ『スマイル』の主題歌「ありあまる富」

当時を思い出して切なくなるというのは、何を思い出すんでしょう。

ビトの心情に自分を同化して切なくなるのか、
ドラマを巡る大人の事情についてなのか、
「ありあまる富」という歌そのものについてなのか。

♪僕らが手にしている富は見えないよ
彼らは奪えないし壊すこともない。
もしも彼らが君の何かを盗んだとして
それはくだらないものだよ
返して貰うまでもない筈
何故なら価値は生命に従って付いている
ほらね 君には富が溢れている♪

潤くんにとってのありあまる富って何なんでしょう。
それは本人にしかわからないこと。

外から見れば、輝くスターであり、
数字という厳しい評価の矢面に立つ男。

でも、彼にとっては、箱いっぱいの豚さんの折り紙のような、
ささやかだけど、ありあまる富があるのかもしれません。
誰も奪うことができない、目に見えない命を伴った宝物。

それを持っているから、
あんなに繊細で、切ない演技ができるのでしょう。

だから、改めて思います。
♪ほらね、君には富が溢れている♪


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June 24, 2013

なぜワクワク学校?

今年もワクワク学校が近づいてきましたね。
潤くんや嵐は、なぜワクワクをやりたいんだろう?続けているんだろう?
と、いつも思います。

募金目的だったら、チャリティコンサートでいいわけで、
その方が参加希望者がずっと多いと思うのです。

潤くんは本当は何をしたいんだろう? と思うとき、
ドラマ『スマイル』を思います。

花男の大成功で、おそらくものすごい数と種類のオファーや企画があったであろうときに、
選んだのが『スマイル』。
大金持ちの御曹司に一途に思われる『花男』は、女性の願望がめいっぱいつまった夢の世界。
一転して『スマイル』は、誰の心にも隠されている偏見が、人を殺させ、死刑囚にまでする・・・。
自分の心の認めたくないものに対峙させられ、きつくて、ファンでさえ避けた人も多いようです。

見たくないものをドラマにするのですから、視聴率がとれないのは十分予想でき、
花男の成功がなければ実現不可能だった、千載一遇の企画だったと思うのです。
それをあえて、彼の言葉によれば、「心中するつもりで」挑んだのが松本潤という人だと思うのです。
私にとって、あんなに泣いたドラマはないですし、
場面場面での数々の彼の演技が、深く脳裏に刻まれて、
俳優としてだけではなく、一人の人間としての誠実な魂が、私の心を大きく揺さぶりました。

そんな彼と嵐が、3.11をきっかけにワクワク学校を始め、「日々是気付」というメッセージで続けています。
潤くんの真の目的は何だろう?と思うのです。
何に気づいてほしいんだろうか?
今まで知らなかった社会の真実?
それとも、意識していなかった自分の心?

テレビでは視聴率という指標のためできないことを、お金を払ってでも参加したい人だけに、
自分たちがやりたいことをやるということなんでしょうし、
コンサートの動員数やDVDの売り上げなどの大成功があるからこそのチャンスなのでしょう。

でも、スポンサーのおかげでテレビやCMに出演している彼らができることは、ものすごく限定されますから、
それでも、やる意味のあることって何だろう?
その答えが、今回のワクワクで感じられるのでしょうか?


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October 03, 2012

ビト的な生き方

まりこさんからのご報告、うれしいですね。
潤くんはじめ、『スマイル』というドラマに心血を注いだ人たちは、どんなに喜ばれることかと思います。

賛否両論と言いますが、このドラマをはじめ、
賛否というよりも、志の高い人が、そうでない人たちから足を引っ張られるという図式がよくあります。
志の高いものは往々にして、視聴率が悪かったりお金にならなかったり権力者たちに不都合だったりしますから。

でも、数は少なくてもわかる人にはわかる。
今までにないものを作ろうとするのですから、いろんな不備があったりしますが、
だからこそ視聴者に難題を突き付けて、
まりこさんのように真剣に考え、調べ、人生をかけて取り組むべき課題を見つける人も出てくるのでしょう。

私、ビトって、誠心誠意生きる人の象徴だと思うのです。
誰にだって、それそれ背負っている重荷がある。
でも、ほとんどの人は、それを適当にかわしたり、逃げたりしながら、なんとかつじつまを合わせて生きている。

花男の大成功の後、どんな題材でもできたであろう潤くんが、
ビトのような役を選んだのは、道明寺のイメージの払しょくもあるのかもしれませんが、
彼の中にビト的要素があるからではないかと思うのです。
もちろん、もっと賢い生き方をするでしょうが、
素顔の松本潤とは真逆のようなビトを演じながら、
何があっても愚直なまでに誠心誠意生きることを選んでしまうその魂は、潤くんと共通するもののように思います。

そして、このドラマに強烈に惹かれたまりこさんも、ビト的なものをお持ちなのではないかと思うのです。
初志を貫き、検事になられたとしても、
真実を追い求めれば求めるほど、大きな壁に阻まれ、
正義と不正の間で、もがき苦しむことも多々あることと思います。
志が高いほど、誠心誠意生きようとすればするほど、孤立せざるをえない状況もあり得ると思います。

でも、スマイルの中で、ビトと花ちゃんの恋があんなにも鮮烈に心を打ったように、
苦難が大きいほど、得られる喜びも大きく、
感受性が研ぎ澄まされた深い人生を送ることができるのではないかと思います。

私もまりこさんと刺激し合えるような人生を送っていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。


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August 29, 2012

『スマイル』のようなドラマとは。。。

『スマイル』で一緒に仕事をされた美術監督さんのブログ、うれしいですね。
賛否や批判の中でドラマを作り続けたからこそ見える人間の本質があるのだと思います。
http://ameblo.jp/mono-da9/entry-11338062546.html

また、『スマイル』のようなドラマに出てほしいなあと思います。
題材がどうとか、テーマがどうとかいうことではなく、
松本潤という俳優が、それまで築き上げてきたものをすべて捨てて、
ズタボロになりながら、這いつくばってでもその役を生きてやるという魂が感じられるドラマです。

ドラマって、放映されているときは混乱していたり、
視聴率に一喜一憂したりして、よくわからなかったことが、
時が経って、客観的に見えることがあると思うのです。

TBSの『きみはペット』『花より男子』『スマイル』は、
それ以前の彼の成功パターンを破壊して、観る者の心を震わせる新たな魅力を創り上げているんですね。
『ごくせん』のクールなリーダー→可愛いペット→おバカな俺様→人種で差別される死刑囚

ところが、その後のフジテレビの二つの月9は、
それ以前の成功パターンを壊さず、松本潤の魅力に乗っかった企画・ドラマ作りをしているように思うんです。
すると見た目は綺麗なんだけど、魂が見えない。
TBSの上記の3つのドラマのような、延々と語り継がれるひっかかりがないんですね。

歌でもドラマでも映画でも、永遠の命を持つものは、
いつの時代でも、一人一人の心に住み着いて対話できるものではないかと思います。

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October 09, 2010

同じ間違いを繰り返さないで!

主演ドラマの連続2作、『スマイル』と『夏虹』、
テレビ局も、制作者も、脚本家も違うのに、同じ失敗パターンを繰り返しているんですよね。

『スマイル』は、フィリピン人とのハーフで、新垣結衣ちゃんとの清純カップルで人種差別を描くドラマとの触れ込みだったし、
タイトルバックはいろんな人種の赤ん坊たちなのに、
初回が拘置所から始まって、死刑になるのか?と、え~、聞いていないよ!というショック。
そして、最終回はバタバタとまとめられたけど、まさかそんなことがメインテーマだとは思ってもいなかった死刑になるかどうかが、
主人公の運命を決める。

『夏虹』は、年上の竹内結子さんとのしゃれたラブストーリーという触れ込みとポスターやイメージ映像だったし、
それを体現するような男女ラブラブのタイトルバック。
なのに、初回でランドセルを背負った子供がいるという、超ガックリ感。
延々と子供との生活感あふれる日常が描かれ、
最終回はバタバタとまとめられて、まさかそんなことがメインテーマだとは思わなかった、子供の意志が主人公の運命を決めるという結末。

何が失敗かというと、視聴者が、「だまされた!」と思うこと。
人間は感情の動物だから、自分をだました人に好感を持つわけがないし、その作品にハマったり、応援する気にはなれない。

ドラマは制作者だけが作るものではないと思うのです。
それを受けた視聴者が、その世界を楽しみ、人に伝え、作品としての命を持つものだと思うのです。
その一番大事な協力者を裏切ってしまった。
しかも、潤くんの出世作二つの脚本家で、信頼を寄せていた人たちに。。。

『スマイル』は、死刑制度の是非をめぐる論争や裁判員制度への問いかけを持った、
よく事務所やTBSがOKを出したなあと思う難しいテーマで、
だからこそ、スタッフやキャストもやりがいを感じたのではないかと思うし、
私もいろいろ考えさせられ、潤くんがやって本当によかったと思う。
でも、視聴率や視聴者(ファン?)の反発からか、最後2話で脚本家が変えられるという異例の事態となって、
本当の結末は何だったのか? 何を訴えたかったのか? 闇のままとなってしまった。

もし最初から、”死刑制度や裁判員制度への問いかけのドラマです”と、
当たり前のことを当たり前に言っていれば、普段テレビを見ない人、松本潤にまったく興味のない人をもドラマに目を向けることができたと思うし、
ファンも、そういう志の高いドラマに潤くんが主演するんだという誇りと覚悟を持って受け入れることができたと思うのです。
そして、もっと骨格がしっかりしたドラマになって、脚本家が変わることもなく、当初の志を貫くことができたと思うのです。

今の日本の揺れる司法の中で、『スマイル』というドラマが、何らかの役割と新たな命を持って、
長きにわたって、たくさんの人の心を動かすことができる貴重なチャンスだったのに、
制作者たちが最初に腹をくくることができなかったために、中途半端なドラマになって、
このまま埋もれてしまうのが、本当に残念です。

同じことが『夏虹』でも繰り返され、反発を受けた。

制作前に、「こういうドラマを作るんです! こういう志を持っているんです!」と、ハッキリ公言できないようなドラマは作るべきではないし、
そういうドラマに潤くんは出演してほしくないと切に思います。


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January 19, 2010

応援サイトですから。

スマイルBBSに、とてもうれしい書き込みがありました。
http://www1.ezbbs.net/06/smilekin10/

世の中にも、ファンの中にも、あまり受け入れてもらえなかったかもしれないし、
完成度も高くなかったドラマですけど、
人間の深いところにある闇と、その対極にある美しさを描き、
これでもか~というくらい、観る者の心をえぐったドラマでした。
潤くんが、目先の口当たりの良さではなく、
こういう拒絶反応が多そうな題材に挑戦したことは、
長い目で見て、本当によかったと思っています。

でも、正視するには辛すぎる要素がたくさんあって、
そのままにしてしまうと、忘れ去られてしまうかもしれません。

星フリは応援サイトですから、潤くんが心中する覚悟で臨んだ『スマイル』のBBSを、
いつでも書き込みができるままにしておこうと思います。
潤くんが、その後いろんなドラマをやったり、
私たちファンがいろんな体験をしたりしてから観ると、
違った感想が出てくるかもしれませんし、
後から観た人たちの何かの刺激になるかもしれませんので。

また、【5×10ドームコンサート】のアンケート、1月24日(日)が締め切りです。
http://www5.rocketbbs.com/151/matsujun.html
応援サイトですから、率直で、今後のコンサートに役立つ回答をどうぞよろしくお願いいたします。


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December 21, 2009

オリジナル作品の難しさ

夕べ最終回だったドラマ『Jin~仁』、久々に面白いドラマを見せてもらいました。
視聴率がいいとか人気だとか言うので見てみても、
どこがおもしろいのかわからないドラマが多い中、
Jinはプロのドラマ作り、大人の、しかもエンターティメント性あふれるドラマを堪能させてもらいました。

『スマイル』も『Jin』も、未知の世界に挑んだ野心作ですが、
大きな違いは原作があるかないかだと思うんです。

Jinも花男も、原作漫画をドラマ化したTBSの成功作ですが、
原作漫画があると、スタッフ・キャストみな、共通したイメージの基盤があって、
同じ土俵で話し合ったり、アイディアを出し合ったりして、
整理しながら、新たな世界を組み立てていくことができると思うのです。

TVライフの宅間さんのスマイルについてのコメントを読ませていただきましたが、
「自分の信念を貫いた」ことに後悔がないようなことを言っていましたね。
その信念をスタッフ・キャスト全員で心底共有できていれば、
もっと整理のついたわかりやすいドラマになっていたのではないかと思うのです。
原作がないことで、そのドラマ観をまずは作り手全員に理解してもらい、
それを徹底することから始めなくてはならないオリジナル作品は、
意欲的であればあるほど、斬新であればあるほど難しいだろうなあと思いました。


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October 20, 2009

宅間さんの脚本も、死刑回避だったのでは?

やっと、最終回をリピートしました。

死刑前夜に花ちゃんと再会して、今までの本当の気持ちを吐露するビト、
私が知っている潤くんの中で、最も美しい表情だと思いました。
ドラマやバラエティや雑誌で、数々の美しい表情を見てきましたが、
このときのビトは、一見、ものすごいブサ顔だけど、
魂の奥からこみあげてくる花への愛情、生への執着、自分の人生を振り返ったときの後悔、
そして、この作品に捧げる献身、その他、松本潤のありとあらゆる想いを、
あの表情に凝縮していると思いました。

俳優は、演じる役の魂を表現するものだと思っていますから、
ブサ顔の奥にある、美しくピュアな魂を表現できる松本潤は、素晴らしい俳優ですね。
私は、あの顔を一生忘れないと思います。

ところで、宅間さんの脚本の最後は、死刑執行で終わったのか、いなか?
私は、宅間さんも死刑回避だったのではないかと、ずっと思っています。

なぜなら、「壮絶な生きざまをみせた男の、愛と正義の物語である」と、
初回から何度も繰り返されているからです。
花への本心の愛を隠し、冤罪も証明せず、あのまま死刑になっていたとしたら、
愛も正義もなく、哀れな死にざまにしかならなかったと思うのです。

足利事件の菅谷さんも、冤罪が証明されて刑務所を出てから、”生きざま”という言葉にふさわしい活躍をされていますね。

ビトが刑期を終えて、夢の多国籍レストランを始めても、まだまだ壮絶な人生が待っている気がするのです。
町村夫妻が彼を信じて守ってくれたように、
自分と似たような境遇の人に、ビトは愛の手を差し伸べずにはいられないでしょう。
当然、そこには難題が持ち上がり、またしても渦の中でもがくことになるでしょう。
ありあまる富とともに、壮絶な人生を生きるのが、ビトの宿命のように思います。

また、初回が、マーチンルーサーキングの”I have a dream”の切り抜きを使ってブタを折るシーンから始まり、
全編を通して、ブタさんのハンカチ、キーホルダー、折り紙がラッキーアイテムとして使われているのですから、
死刑という悲劇で終わるわけにはいかないと思いますもの。

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October 12, 2009

白いコスモス

初見では、花ちゃんを象徴していると思った白いコスモス、
改めて観たら、まったくそんなこと思えなくて、
多くの皆様が書いておられたように、命の象徴で、
このように一生懸命生きているもの(林)を殺してしまったのだから、
自分も死刑を受け入れると決意したのだと思いました。

初見のときは、町村フーズの社長の死で、
彼はどんなに悔しかったことか・・・と、
私は布団の中で泣いて泣いて眠れなかったし、
ビトが林を殺した7話を見終わってから、1時間近く、
こんなに泣き続けられるものか・・・と、泣き続けました。
そして、白いコスモスは、花ちゃんの美しさ・清廉さ・強さだと思い、その花ちゃんを諦めるビトの悲しさに胸を突かれて泣きました。

2度目に改めて通して見ると、まったく泣くことはなく、でもストーリーや、一人一人のセリフの意味など、
とてもクリアになって、ドラマとして楽しめるんですね。
そしたら、白いコスモスの意味がまったく違っていました。(正解はわかりませんが)

心が揺さぶられることと、正しく理解することは、必ずしも一致しないのかもと気づかされた、白いコスモスでした。

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October 11, 2009

多くの子供たちに観てほしい。

スマイル特典、観ました。
潤くんと中井貴一さんとの対談が、カメラの前という意識から、
次第に、普段の二人の真剣な演劇論みたいになっていって、引き込まれました。
お互い、相手の話を理解しようと考え込みながら聞いているんですね。
そんな中、中井さんが、「歳をとるということは経験知が増えていくことだから、それを追体験するようで感性が豊かになっていく・・・」というようなことをおっしゃって、共感しました。
なんか年齢層が高いファンの存在価値もあるのかもと思えた中井さんの発言でした。

それにしても、そらさんが紹介してくださった中高生5人の男の子たちのスマイル絶賛、
うれしいですね。
そう、今の彼らにこういうドラマが必要なんですよ。
私のまわりの、このドラマを観た大人たちは皆絶賛していたんですよ。
ですから、『スマイル』は視聴者を選ぶドラマだったんでしょうね。
ファンの期待には添わない場合もあったのでしょうが、
ターゲットを広く見ると、確実に心に刻む何かを残した人たちがたくさんいると思います。

ドラマ放送中は、裁判員制度は未知のものでピンときませんでしたが、
今は、実際の裁判で行われ、たくさんの報道がされていますので、
改めてみると、とてもわかりやすいし、
菅谷さんの冤罪とその後、ノリピーの覚せい剤と逃亡など、
放送中は??だったことが、今はまさにトレンディ。

子供の学校の先生などに、DVD(9~11話だけでもいいと思います)を渡したら、
次世代を担う子たちが様々なことを考える題材になると思うのです。
覚せい剤・冤罪・裁判員制度などは、遠い話かもしれませんが、
差別は人種とか国籍だけでなく、何気ない日常に様々な形で存在していて、
人間の根源にかかわること。
でも、意識させられるきっかけがないと、無意識の言動に現れますからね。

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