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May 02, 2016

『99.9』第3話

くるぞくるぞくるぞ・・・
キタ――(゚∀゚)――!!
「金庫なんかあきんこない」

謎解きの緊迫感の後の、この脱力感がタマンナイ。
待ってました!とワクワクします。

これがあるからこそのドラマ『99.9』

でもまあ、第3話を見ての感想は、
普通のドラマになっちゃったなということ。

それは、おそらく、今回のメインだった立花弁護士が、
常識人だからなんだと思う。

「自分で判断しなさい」と言う斑目所長の理想の上司ぶりや、
陰で事件解決の手がかりを見つけてくれる佐田さんや深山。
そして、自分だったらどうしたいかと依頼人の身になって真剣に考える立花弁護士など、
よく考えられている素敵な脚本だったけど、
『99.9』のチームでなくてもよさそうな話。

そして、まじめで真っ当な立花弁護士が主人公で、
深山弁護士が脇になると、
明石さんに対する深山のドSぶりが笑えなくなる。

変人の深山が縦横無尽に活躍する中で、明石さんも大活躍するからこそ、
深山のドSがチャーミングで、最強のコンビになるんだなあと、実感。

今回もあまりにずさんな警察や検察側の捜査。
0.1%の事実を追い求めるというキャッチフレーズに対して、看板倒れ。

でも、0.1%を追い求めるということは、
99.9%すべてを立証し、
そこに含まれない0.1%を見つけることだから、
1話完結ドラマでは、はじめから無理な話。

そして、ずさんな捜査で犯人に仕立て上げられてしまうというのは、
案外リアルなのかもしれないと思う。

報道されている数々の冤罪事件を考えるだけでも、
弱い立場で、犯罪を犯してしまいそうな人間を犯人にして、
その後は、警察や検察のメンツを守ることに全エネルギーを費やすというのは、
よくある話。

権力の後ろ盾のある人間が守られ、
何も持っていない人間が罪をかぶせられる。

強大な組織の中で、捜査への疑問を持つ人間がいても、
上からの圧力で手も足も出ない。

もしかして、このドラマは、そういう現実への弁護士たちの挑戦を描いているのかもしれない。


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