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April 22, 2016

美しいドラマへの期待

初回当日の夕方にやっていた『99.9』の1時間の裏側密着番組の録画を見ました。
インタビューでの潤くんの言葉。
「一緒にやろうと言ってくれた人の為に一生懸命やるだけ。」

そうだよなあと思う。
視聴率とか人気というのは、雲をつかむような話で、
自分でコントロールできるものではない。

視聴者の評判も、無責任だからこそ言えるもの。

でも、一緒にやろうと言ってくれた人は、結果責任を問われる人。
仕事として、数多くいる俳優の中から自分を選んで、
いい作品を創ろうと決意してくれた人。

だから、その人のために、自分にできる限りのことをするだけ。
それが、スタッフや共演者たちのモチベーションUPになると思うから。

スタッフはその道のプロたちで、その専門分野に潤くんがいろいろ口を出すのを快く思わない人だっていると思う。
感性の違いはいかんともしがたいですから。

それでも自分の本気を示すしかない。
法廷の11ページにわたるセリフを1度も台本をみることなくやり遂げたというのも、
本気で圧倒するしかないということでしょうか。

本気の人間には、本気の人間しか集まったこなくなりますから、
それが、作品作りの、良いスパイラルになっていく。

では、一ファンとして、一視聴者としての私の本気はどう示せばいいのか。

リピしたい欲求を抑えて、1回しか見ないことにしました。
どんなに面白いと思ったドラマでも、ファン以外は1回しかみないでしょうから、
1回みただけの、直感的な感想を書いていくことにしました。

勘違いや見逃しが多々あるでしょうが、
それで判断されるのがドラマですから。

裏側密着番組で、「電話にでんわ」が、謎を解いたときの決めゼリフだったと知りました。
もしかしてそうかな・・・と思っていたのですが、
他にも小ネタや親父ギャグが次々と出てきたので、
いまいちインパクトに欠けたんです。

親父ギャグが、謎を解いたときの決め台詞というのは、素晴らしいアイディアだと思うんです。

今まで、刑事専門の弁護士もののドラマがなかったそうですが、
おそらく、検察という日本国家の不正を暴くという、
制作側にとっては、極めてリスキーな立場だからではないかと思うんです。

でも、謎解きが最高潮に達したとき親父ギャグが発せられることで、
検察(日本国家)への痛烈な批判も、ガクッと中和されて、楽しいエンターティメントになりますもの。

ここぞというときに効果を発揮するためには、
他の場面での親父ギャグはいらないでしょう。

耳を触るクセも、深山先生が何かを感じていることを視聴者にわからせるシグナルとして、
重要ポイントだけにしてほしいものです。
回数が少ないから重要だとわかるのですから。

潤くんは、くるくる変わる表情という素晴らしい武器を持っているのに、
耳に触るクセの方に気がとられてしまって、
せっかくの彼の魅力が、伝わらなくなってしまいます。

初回を見た限り、出演者やスタッフの意気込みは伝わってくるのですが、
美しいドラマとして、後世に残っていくには、詰め込み過ぎだと思うんです。

私が思う美しいドラマというのは、そのドラマ独自の世界観が確立していて、
主人公のキャラが立っていて、
時代と人種を超えて、普遍的価値を持つものです。
賛否があったとしても、制作に携わった人たちが、自分のキャリアとして誇りに思えるドラマですね。

潤くんのドラマで言えば、私的には、
ごくせん、きみはペット、花より男子、スマイル、失恋ショコラティエあたりでしょうか。

ラッキーセブンは、視聴率的にはよかったかもしれませんが、
主人公のキャラがあいまいでした。
個々のエピソードはあっても、ドラマ全体を貫く縦軸がなかったと思うのです。

『99.9』についていえば、
0. 1%の事実の追求は、個々の事件ではなく、
実は、深山先生が0.1%を追求する弁護士になったいきさつが、
このドラマを貫く縦軸かもしれません。
その謎解きの方に興味がそそられます。
岸○一○さんの不可解な言動や、奥○英○さんとのシーンでの潤くんの怖い表情が、
何を意味しているのか?

潤くんの美しい容貌は、ファンにとっては宝物ですが、
こういうドラマの主人公をするには、マイナス要素でもあると思うのです。

でも、粗削りだけど、コメディから、ぞっと背筋を凍らせる演技まで、
ふり幅の大きさは、とても新鮮だと思うんです。

事件が陳腐なものの連続であったとしても、
今までにない主人公が、斬新な魅力で縦横無尽に活躍するドラマは面白いです。

どうぞ、深山大翔くんを、思いっきり弾けて演じてくださいませ。

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