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November 10, 2014

『15年目の告白』

番組の作りとしては、最高峰の嵐のエンターティメントを15年間作り続けてきたのは、松本潤である・・・
ということを一般にアピールし、
その間のメンバーの苦悩を挟んだ印象です。

演出は、ワンマンでなければいいものなどできるはずもなく、
舞台裏をNHKで公表することで、演出家・松本潤の正式デビューですね。
それは、賞賛も批判もすべて引き受けるということ。
潤くんは、当然その覚悟はあるでしょう。

見終わった感想としては、前途多難だなあということ。

15年前のデビュー時にやめたかった、大野くんとニノと翔くんは、
この15年間、恵まれた嵐にいられたからやめなかったけれど、
これから、嵐が不遇になるようだったら、やめることもあるだろうと、
この番組を見て思いました。

実際に、2006年ぐらいから自由になりたくてやめることも考えたけど、10周年ですごく祝ってもらったからやめなかったという大野くん。
ファンからキャアキャア言われるよりも、自分の自由が大事という気持ちはわかります。

嵐は25歳くらいまでだと思っていた翔くん。
まわりがよく見える翔くんだからこそ、先輩たちのグループの現状や嵐の置かれている立場を客観的に見れたのだと思います。

ずっと腰痛という爆弾を抱えているニノ。
これからさらに歳を重ね、ハードな踊りができるだろうかと考えれば、得意だと思っている芝居の方に軸足を移すことを考えることもあるでしょう。

さらに、結婚や子供を持つことを犠牲にしてまで嵐を続ける意味があるだろうかと考えるのは、
一人の人間として当たり前のことだと思います。

大野くんにフルコーラスをやるように頼んだのに、断られて、すげえムカついた潤くん。
まごまごボート部の光さんとのことを思い出しました。
自分の理想や情熱に相手が応えてくれなかったときの潤くん。
ニノの腰痛のせいで、やりたいパフォーマンスができなければ、潤くんがムカつくことはあるでしょうね。
だって、潤くんは、歳をとっても踊り続けることができるようにと常に鍛えているのですから。

直接ぶつかり合うことはなく、仲良しの嵐を続けていくのでしょうが、
5人5様の葛藤が、ますますありそうな気がします。

潤くんは、東京オリンピックという目標もありますし、絶対にこの5人で嵐をますます発展させていきたいでしょうが、
その目標を5人で共有できるのか?
また、5人それぞれが嵐に絶対に必要とされている役割があるのか?

何事も覚悟が勝ったとき、問題は解決されていきます。
5人全員が、歌って踊れる嵐を今後も続けていく覚悟と自己管理ができるかどうか。
すべてはそこにかかっている気がします。

(追記)

言葉足らずのようでした。

>ミツコ様にとっては彼らは駄目になったら真っ先に逃げ出す程度の人間としか映ってないんですね。

そんなことを私は書いていません。
ただ、嵐にさらなる夢を見ることができるか、新しい自分の夢を実現したいと思うか、
本人が決めることだと思っています。

今まで、どんなにたいへんなことがあっても、5人がそれぞれのやり方でベストを尽くしてきたから、
今日の嵐があると思っていますが、
これから先のことは誰にもわかりません。
潤くんを含めて、本人もわからないと思います。

私は、『嵐15年目の告白』という番組の、
大野くんの、やめようかと悩んだ時期があるという発言、
翔くんの、嵐は25歳までだと思っていたという発言、
ニノの腰痛のこと、
大野くんと潤くんのフルでするかどうかについての気まずい雰囲気について、
思ったことを書いただけです。

そして、これまでの15年間よりも、遥かにたいへんな課題を抱えている嵐だと思いました。

この番組の編集でカットされた部分もあるでしょうし、
5人それぞれにとって、語らなかった膨大なことがあると思います。

ですから、潤くんも含め、5人5様の、
それぞれの1度きりしかない人生をかけた、さらなる葛藤があるだろうなあと思います。

キラキラした笑顔の下に、そういう悩みを抱えていることを知ったからこそ、
アイドルを続けている彼らが愛しいと思いますし、頭が下がります。

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