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September 06, 2014

『ピカンチハーフ』の感想

ネタバレですので、まだご覧になっておられない方や、
潤くん絶賛でないと不愉快になる方は、
読む読まないは、自己責任でお決めくださいませ。

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潤くんのボン、12年前のピカンチのときは、
トッポクテ、飄々とした面白さがありました。
特に、ごくせん撮影時と同時期だということもあって、
松本潤という俳優のとてつもなく大きな可能性を痛感し、
ぶっとんだ役作りをとっても楽しませてもらいました。

ピカンチダブルのボンは、正直言って、記憶にないんです。
今回のハーフで映像が出てきたので、そういえばこんなビジュアルだったなあと思い出したけれど、
映画の中で、どんな場面ややりとりがあって、どんな性格であったか、
思い出せないんです。

そして、今回のピカンチハーフのボン、
12年前のボンと同一人物とは思えない。
かつては、飄々と軽々、どこか浮世離れしていたボンは、
12年経ったら、ヤ○ザの親分のような風体で、横幅がやたらデカくて、
身体も芝居も重く、ボンの面影が見当たらない。

脚本は、12年前のイメージを引き継いで、
あの沖縄の女の子に一目ぼれするようなボンなのでしょうが、
スクリーンに映し出されるピカンチハーフの潤くんには、
彼女とカップルになることに、まったく説得力がない。

嵐のこの映画。
かっこいい嵐とは逆の、どこにでもいる男の子たちの、かっこよくない人生を描いているんだろうけど、
ピカンチダブルとピカンチハーフの潤くんについて言えば、
とりあえず、そのときの彼のまま映画に出ている感じで、役作りも、役を一貫させようという気概も感じられない。
私は、俳優としての松本潤にものすごく惚れているし、こんな素晴らしい俳優はいないと思っているので、
残念でならない。

映画としては、チュウ、ハル、ボンが、悲惨な現在で、
タクマは、ラッキーとアンラッキーの狭間にいるような感じで、
シュンだけが、しっかり自分の道を歩いているように思います。
あんな風にはならないと反発のエネルギーにしていた屋形船を、
試行錯誤の末作り出した、自分のしじみラーメンの店にする。
これが、大人になるってことなんだなあと、しみじみ思いました。

シュン以外中途半端な嵐5人を、最後、イノッチ先輩が全部さらっていきましたね。
スクリーンに溢れるエネルギッシュな躍動感。
そして、どうしようもないけど、可愛い奴らを救うために、
この世に戻ってきました。
私、ここにすごく共感しました。
自分が必要とされているから生きようと思うんですよね。

そして、一度は死んだと思ったのに、生き返ったんだから、
怖いものなし。

このイノッチ先輩に比べて、あまりに覇気がない嵐5人組。
これじゃあ、ハーフと名付けて、まだまだ先がありますよ・・・
と期待させるしかないんでしょうね。

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