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February 19, 2014

失ショコの毒(失恋ショコラティエ第6話)

失恋ショコラティエの魅力って、人間に隠された毒だと思うんです。

ノーマルで一般的大多数を代表しているような薫子が、
激高すると、「発情期の犬みたい!」とか「尻軽な雌犬ばっかだよね!」と言い、
酔っぱらうと、ピーを入れなくてはならないようなことを大声で叫ぶ。
言葉って、普段思っていなければ絶対に出てこないですからね。

どんなに好きでも、自分から行動することができず、
過去に戻っても絶対に何もしないと言う彼女は、
好きな相手とその彼女を悪く言うしかすべがない。
自分で自分の人生を切り拓くことができない人間の、
内に込められた思いって、こうなんだと思い知らされる。

アブノーマルの代表のような、オネエのリクドーは、
爽太を好きな自分の思いを殺して、爽太が興味があると思う関谷とつなげるようにする。
辛い思いをたくさん乗り越えて、自分の人生を自分で切り拓いてきた人間だからできることだと思う。

アブノーマルな世界を描いてきた(生きてきた)原作者の、
ノーマルと言われている大勢の人たちへの辛辣な思いが隠されていると思う。

また、男を食い倒してきて、モテル女の代表のようなサエコが選んだ結婚相手は、
あんな男。
男をなめたら、こんな目にあうぜ!ってことかな。

失恋したと電話し、心配して駆けつけるであろう爽太を、
家の鍵を開け、クローゼットに隠れて待つエレナ。
倉科さんに振られたのは、結婚しているからだけでなく、女としての魅力がないからだと、
体つくりに励む彼女。
サエコに片思いしていたときの爽太にとって、エレナは癒しだったけれど、
サエコに失恋して、エレナと向き合ったとしたら、
癒しではなく、波乱の幕開けになりそうな毒が隠されている気がする。
倉科さんに告白するとき、あの清純な少女風のワンピースを選択するエレナだから。


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