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February 28, 2014

ゲーム感覚のドラマ(失恋ショコラティエ第7話)

7話ラストに、
爽太は失恋するつもりで告白したのに、サエコの涙を見たら、
もしかして・・・と、おそるおそる近づいていってキスしてしまった。
妄想で散々経験したように、ほっぺたをベシベシ叩かれるとか考えなかったんだろうか?
妄想やエレナで数えられないくらい練習したから、キスに自信があったのだろうか?

それを見てしまった薫子だけど、
きっと彼女は、それを爽太に言わずに、
ドアをバタンと閉めたり、あちこちに当たるだけだろうな・・・と思う。
これがエレナだったら、どんな反応するんだろう?
良かったね爽太くん・・・とか言うんだろうけど、その後、どんな行動するんだろう?
とか、一人一人のキャラを前提に考えてしまいます。

そしたら、失恋ショコラティエのドラマも、
戦闘能力〇〇点、破壊力〇〇点とか、各キャラクターの能力を書いてあるカードゲームみたいな気がしてきました。

各キャラクターに、エロ度〇〇点、キステク〇〇点、貞操観念〇〇点、若さ〇〇点、仕事力〇〇点、
一途度〇〇点、妄想力〇〇点、クリエイティブ度〇〇点、経済力〇〇点、誠実度〇〇点、
ハンサム・美人度〇〇点、スタイル〇〇点、おしゃれ度〇〇点、気遣い度〇〇点、
鈍感度〇〇点、裏表あり度〇〇点・・・などとつけて、ゲームを楽しめそう。

そういうゲーム感覚になるほど、それぞれのキャラが立っている。

薫子さんの夢で、疲れがとれないのは歳のせいかとか、下腹を見られたのではないかとか、
結婚したんだから安心だ~・・・とか、
なぜ爽太に告白できないかの深層心理まで表している。
まつりの元彼は、一見優しそうだけど、実は卑怯でしかないイマドキの軟弱男のキャラ立ちが素晴らしい。

まじに常識とか倫理観を持ちだしたら、見ていられなくなるドラマだけど、
このゲーム感覚のおかげで、絵空事として男性や中高生にも楽しまれているんじゃないかと思うのです。

そんな風に思って、もう一度7話を見たのですが、
最後の12分間の爽太の告白とサエコの表情と涙で、
じわ~~と心の深いところで感動してしまって、
ゲームなんだというような感覚は吹っ飛んでしまいました。

8話にどんな感覚で向き合ったらいいんだろう。。。


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February 25, 2014

理性なんか何の役にも立たないよ~(失恋ショコラティエ第7話)

もう、なんも言えねえ~。
理性とか、そんなもんは何の役に立たないんだよねえ。。。

7年分の想いを込めた爽太の告白。
7年の頑張りと辛い思いの末のあきらめが、あの穏やかな表情と口調になったんでしょうねえ。。。
でも、でも、あのサエコの涙に、
無理に抑えていた想いが決壊しちゃった。。。
あああ。。。。。


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February 23, 2014

キャラ診断(失恋ショコラティエ第6話)

ショコラホリックの私は、早速検索して「失恋ショコラティエ」キャラ診断、やってみました。
結果は爽太でした。
2月13日の『冥王星より遠かった月9にハマる男性』の私の投稿で、
一番共感するのは爽太と書きましたが、
自己分析とキャラ診断は合っているようです。

それにしてもこのキャラ診断を作った人は凄いですね。
いかにも〇〇のキャラということがまったくない質問なのに、
答えを総合すると、〇〇キャラとなる。

思い込んだら一途で、それにインスパイアされるけど、どこか抜けている私は、
爽太キャラかと思いますが、
それをこの質問で判断できるんでしょうかね。。。


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サエコに恋しているのが爽太のアイデンティティ(失恋ショコラティエ第6話)

1話、最後のエレナは怖い。
エレナが食べたチョコは、爽太の象徴で、
このときは、面白そうなコイツを食べてやろうと思ったのかもしれない。

でも、その後の爽太とエレナな様子をもう一度見ると、ホント可愛らしい。
爽太を実際に知らないうちは、食べてやろうと思ったけれど、
実際に付き合いだしたら、情が生まれた・・・ということも考えられる。

ただ、1話の最後の怖いエレナが、何かのきっかけにいつ顔を出すかわからない。
そういう2面性、いや、多重構造があるのが人間だと思う。

失恋したエレナを見て、自分はとっくに失恋していたと思う爽太。
サエコに告白して、ちゃんと失恋すると宣言する爽太。
本当に決心したのなら、誰にも言う必要がないと思う。
自分の内面でケリをつければいいことだから。
でも、おそらく無意識にそれは無理だと思っているから、
人に言うことで無理にでも実行しようとしているのではないか。
サエコに恋をしていることが爽太のアイデンティティ(自分自身であること)の一部なのだから。

それがエレナにはわかるから、爽太に話を合わせながらも、
倉科さんに好かれるように努力を怠らない・・・

・・・なんて考えたりもします。


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February 21, 2014

エレナの自己演出力(失恋ショコラティエ第6話)

私、原作読んでいませんし、ドラマのリピも2~3回です。
ですから、セリフやシーンもよく覚えていなかったりしますが、
初見で何が印象に残るかとか、どう感じるかも大事ではないかと思って、
書いています。

エレナは、リクドーの友達で、女でも気楽に付き合える唯一の存在のようなことを2話で言っていましたよね。
数多くいる取り巻きの女性たちの中で、リクドーにとっても特別な存在なわけです。

爽太にとっても、エレナは特別な存在になった。

リクドーも爽太も、ショコラティエとして才能抜群の凄い男二人を、形は違っても虜にしているわけですから、
その女子力たるやたいへんなものだと思います。

それは、リサーチ力の賜物なのではないかと思うんです。
オネエのリクドーにとって、どんな女性なら受け入れられ、特別な存在になれるか研究したのではないか。
長年片思いしているらしい爽太とは、
そこを共有することでゲットできるだろうという戦略。

倉科さんに告白した時のブリッコワンピースも、彼の好み対策だったのかも。

相手によって自分の演出を変えるハンターかな。
それは、魅力的な女になって、モデルとしてのレベルアップのため?
それだけとも思えない。
チョコレートとも関係しているんだろうか。。。
ふうむ、動機や目的がわかりません。

このドラマでは、独白や妄想をするのは、爽太と薫子のみ。
つまり、爽太と薫子の本音は、視聴者にはわかるけど、
サエコとエレナの本音はわからない。

本音がわかると、どんな酷いことを言っても、視聴者は安心感を覚えるし、
共感もしやすいけれど、
本音と態度があまりに違うんじゃないかと思うと、怖い。
サエコはそういう人だと視聴者に共通認識があるけれど、
エレナは、謎だらけ。
そこが、さらに視聴者を深みにハメる策略か。

そんなこんな考えると、爽太って甘いなあ。。。


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February 20, 2014

エレナ、怖~。(失恋ショコラティエ第6話)

1話の最後の、リクドーが見ていた雑誌を覗き込んだエレナの表情・・・
って、全然わからなくて、1話を見返しました。
(教えていただきありがとうございます)

ギョエ~!です。
雑誌に載っていた爽太を見たエレナが怖~。
まさに、いい獲物が見つかった・・・
面白くなってきたぞ~・・・という表情でしたね。

私、2話のリクドーのパーティでたまたま出会って、意気投合したのが二人の始まりと思っていたんですが、
1話の最後のエレナを見ちゃったら、
エレナの仕掛けた罠に爽太がハマってしまったんだ・・・としか思えなくなってしまいました。

私、原作読んでいませんが、
このドラマ、かなり怖いですね~。。。


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February 19, 2014

失ショコの毒(失恋ショコラティエ第6話)

失恋ショコラティエの魅力って、人間に隠された毒だと思うんです。

ノーマルで一般的大多数を代表しているような薫子が、
激高すると、「発情期の犬みたい!」とか「尻軽な雌犬ばっかだよね!」と言い、
酔っぱらうと、ピーを入れなくてはならないようなことを大声で叫ぶ。
言葉って、普段思っていなければ絶対に出てこないですからね。

どんなに好きでも、自分から行動することができず、
過去に戻っても絶対に何もしないと言う彼女は、
好きな相手とその彼女を悪く言うしかすべがない。
自分で自分の人生を切り拓くことができない人間の、
内に込められた思いって、こうなんだと思い知らされる。

アブノーマルの代表のような、オネエのリクドーは、
爽太を好きな自分の思いを殺して、爽太が興味があると思う関谷とつなげるようにする。
辛い思いをたくさん乗り越えて、自分の人生を自分で切り拓いてきた人間だからできることだと思う。

アブノーマルな世界を描いてきた(生きてきた)原作者の、
ノーマルと言われている大勢の人たちへの辛辣な思いが隠されていると思う。

また、男を食い倒してきて、モテル女の代表のようなサエコが選んだ結婚相手は、
あんな男。
男をなめたら、こんな目にあうぜ!ってことかな。

失恋したと電話し、心配して駆けつけるであろう爽太を、
家の鍵を開け、クローゼットに隠れて待つエレナ。
倉科さんに振られたのは、結婚しているからだけでなく、女としての魅力がないからだと、
体つくりに励む彼女。
サエコに片思いしていたときの爽太にとって、エレナは癒しだったけれど、
サエコに失恋して、エレナと向き合ったとしたら、
癒しではなく、波乱の幕開けになりそうな毒が隠されている気がする。
倉科さんに告白するとき、あの清純な少女風のワンピースを選択するエレナだから。


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February 18, 2014

頑張れサエコ!(失恋ショコラティエ第6話)

1話2話と、妄想とエロとコメディと切ない~で盛り上がると、3話でダラダラ~と盛り下がり
4話5話で、妄想とエロとコメディと切ない~で再度盛り上がると、6話でダラダラ~と盛り下がり。

このドラマ、変な人ばっかりだけど、
それぞれのベクトルに振り切っているから面白いんだよね。
尋常じゃなく振り切っている中で、わかるわ~とか、あるある・・・という真実があるから、
経験豊富な人たちの心をとらえるんだと思うんです。

爽太とエレナがあの感じでくっつくなら凡庸なカップルになり下がっちゃう。

サエコが怪我から回復して、何かをたくらんでいるんでしょうか。
爽太の妄想を遥かに超える悪魔になって、振り回すのが面白いんだから、
頑張れ、サエコ。
あんたに平凡な主婦は無理。

悪魔なサエコに片思いしているからこそ、エレナの存在価値もあるんだから・・・
と、原作を未読の私は思います。


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February 16, 2014

(続)アゲハチョウとセミの抜け殻(失恋ショコラティエ第5話)

アゲハチョウとセミの抜け殻の解釈に答えてくださった方々、ありがとうございます。
なるほど~、なるほど~と思うばかりで、みなさん本当に本当に凄いです。
私のコチコチに固まった頭をかち割ってもらったような快感です。
自分が思いもしなかった解釈を読むのは、ものすごく楽しいですね~。

皆さんが書かれたものを読めば読むほど、どれもこれもなるほど~となって、
自分が感じたことを書けなくなってしまいますので、
とりあえず書きます。
あのケーキは、サエコへのメッセージを込めたんでしょうね。

「僕のチョコにハマったのに、僕の愛を拒否して結婚したあなたは、
繁殖を忘れて(=僕と一緒にチョコレートの世界を広げることなく)死んでしまったアゲハチョウ。
残された僕は、セミの抜け殻のようなもの。
でも、あなたの魂は僕のチョコレートを求めて、お店にやってくる・・・。」

ショコラティエとしての強烈な自負を感じます。

牢の中のお姫様(=結婚したサエコ)を助け出す役をできるかもしれない・・・
と考えたり、
ケーキを作りながらの妄想の世界では、爽太は強く逞しいショコラティエとして自由に飛翔している。

だからこそ、旦那さんがケーキを取りにきたとき、
これが現実なんだ・・・と夢から覚め、
自分の無力感に愕然としたのかも。

あ~、やっぱりせつないわ~。。。


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February 14, 2014

アゲハチョウとセミの抜け殻が意味するものは?(失恋ショコラティエ第5話)

今日も連投です。

サエコのバースディケーキ、まさにあれこそ松本潤だと思うんです。
甘くビターで、クリエイティビティがアゲハチョウに象徴され、
仕事に対する厳しさと愛情と繊細さ。
彼の渾身の想いがあの甘美なケーキに詰まっていると思います。

妄想とはいえ、サエコに私を食べてほしいというようなことを言われて、
ホントにいいの~?!という喜びの顔は、無邪気でほんとに可愛かった。
それだけに、旦那さんが取りに来たときの悲しい顔は、
今まで見たことがなかった、松本潤の初めての表情だと思う。

このケーキをサエコさんが旦那さんと一緒に食べるんだと想像したときの辛さはいかばかりかと思う。
チョコレートは、爽太とサエコをつなぐ一筋の生命線のようなもの。
だからリクドーのチョコをサエコに褒められたとき、嫉妬で吐きそうになるし、
渾身の愛を込めたケーキを旦那さんと一緒に食べることは、
もはや、嫉妬するほどのエネルギーもなく、悲しい諦め。
これが現実だから、淡々と仕事をしよう・・・と。
生きる希望をなくしたようなものかもしれない。

そんなときのエレナからの失恋の電話。
自分の失恋と彼女の失恋がオーバーラップして、
常識的な判断などできなかったのかもしれない。
片思い同士だからつながっていた爽太とエレナが、
お互いを結び付けていたものがなくなったときどうなるのか?

ところで、アゲハチョウはもはや死んでしまったけれど、
その魂が大好きなチョコレートを求めてお店に来る・・・
という切ない話だと語る爽太。
サエコと旦那さんの関係がすでに死んでいるような状態かもしれないと感じていたんでしょうか?
それとも、他の意味が隠されているのでしょうか?

却下されたセミの抜け殻は何を意味しているんでしょうか?

皆様のご意見をお伺いしたいです。


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本物とは何か?(失恋ショコラティエ第5話)

週刊文春の亀和田武さんに続き、
今日の朝日新聞朝刊の女性記者のレビュー、
いかにこのドラマが完成度の高い力作で、鑑賞に値するかを書いています。

私の2月4日の投稿、”本物がわかる人のためのドラマ”の中でも書きましたが、
本物が理解され、広まっていくには時間がかかります。

まずは、常日頃から、玉石混交のたくさんのドラマの中から、
仕事として本物を見分ける眼力を鍛えているプロフェッショナルの目に留まり、
メディアに書いてもらうことが第一歩でしょうね。

では、本物とは何か?

それは志だと、私は思うんです。
制作陣とキャストが一体となって、今まで誰も作ったことのない素晴らしいドラマを作ろう!という志が、
ドラマの随所に溢れています。

ラブシーンやエロイシーン、道徳的にどうなの?というシーンが多くて、子供と一緒に見れないという声が多いですし、
もちろん、一人でじっくり見た方が没頭して面白いです。
でも、私は、子供や夫に自分がこのドラマを見ているところを見られても平気です。

だって、視聴者に媚びた嫌らしいエロシーンではなく、
綺麗ごとではすまない人間の本性を様々な角度から描いて、視聴者に真っ向勝負を挑んでいるような気高さを感じるからです。

録画率や動画再生回数で評価される新しいタイプのドラマであるだけでなく、
今までの、視聴者の嗜好に合った番組つくりから脱却して、
視聴者の固定観念を突き崩し、新たな価値を創造する歴史的意味のあるドラマではないかと思います。


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February 13, 2014

冥王星より遠かった月9にハマる男性(失恋ショコラティエ第5話)

今日発売の週刊文春。
P.103の『テレビ健康診断』で亀和田武さんが、
「松潤の魅力と石原さとみの”妖精”っぷりが全開の月9」と題して書いてくれています。
・・・チャンネルをフジに変え、ドラマ開始を心ワクワクさせながら待つ。
まさか、そんな日が訪れるとは。
冥王星よりも遠く、永遠に交わることのない存在が”月9”と思っていたのに・・・
で始まります。

私、誰に一番共感するかと言えば、実は爽太なもので、
男に共感する私って・・・と、ちょっと言いづらかったのですが、
実際、爽太に自分を重ねる男性は多いだろうなあと思います。

失恋ショコラティエ、今までにない視聴者を発掘しているのかもしれませんね。

今週の文春の冒頭グラビアはエレナです。


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February 12, 2014

100%はない。(失恋ショコラティエ第5話)

連続投稿で、どれだけショコラティエ脳なんだ私!
仕事しろ私!です。

前回、薫子は、100%断られるのがわかっていて告白できる?
と関谷に言っていましたが、
100%ということはないと思うんです。

爽太は、薫子を恋愛対象と見ていないかもしれませんが、
結婚対象としてはあり得ると思うんです。

男性の中には、それまでいろんな女性と付き合ってきた上で、
世間的に受け入れられる人と、総合的に考えて結婚を決める人もいると思うんです。

仕事上の良きパートナーで、
父親が彼女との結婚を望んでいて、
彼女自身が自分のことを心底愛しているとわかったら、
結婚することもあり得ると思うんですよね。
彼女と結婚することが、自分にとって一番心地よい状態なんだと思ったらですね。

まあ、薫子が、サエコがショコラティエとしての才能を育てる存在として、
彼の意識の中に常にいることを受け入れることが前提ですが。

〇〇のような尻軽女と私は違うのよ!と、何があってもド~ンと構えていられたら、
爽太をゲットできる可能性が高まるのに・・・と思います。


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相手の幸せが自分の幸せ(失恋ショコラティエ第5話)

サエコの夫は、本当に酷い男で最低な夫ですが、
もしサエコが、「あなたと結婚できて私は本当に幸せだわ。今までたくさんの男と付き合ってきたけど、あなたが最高!」
と心底思って、日々言い続けたら、サエコの夫もサエコを愛し、
妻に対する態度も違っていたのではないかと思うのです。
少なくとも、お互いが自分の意志で選んだ相手ですからね。

でも、サエコの夫は、自分と結婚したサエコが不幸せで、
自分と結婚したことを後悔していて、他の男にフラフラしていることを知っているから、
男としての自信を失って、妻を責めるしか方法を知らないんだと思うのです。

朝日を見に行った爽太とエレナですが、
気が付いたときは、すっかり日が昇っていて、がっかりして不機嫌になる爽太。
それに対して、「朝焼けは見れなかったけど、いい天気で綺麗だよ」と笑って言うエレナ。
その言葉に救われる爽太。
思い通りにならなかったとき、どういう態度をとり、どう言うかは、
まさに千差万別。
それが、人の幸不幸を分けるんだと思んです。

幸せでありたいなら、愛する人が幸せに感じる言葉や態度を選ぶ。
だから、爽太とエレナは幸せそうに見える。

でも、薫子は好きな爽太に、サエコは自分の人生を左右する大事な夫に、
相手が不幸せに感じる言葉を発してしまう。
そのために、さらに自分を不幸にしてしまう悪循環。
相手を幸せにしたら、自分も幸せになれるのに・・・と思ってしまいます。


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February 11, 2014

それぞれの呪縛(失恋ショコラティエ第5話)

薫子にとって、ショコラビの店が最後の砦だったんだと思う。
爽太がどんなに他の女とうつつを抜かしていても、
ショコラティエとしての爽太を支えているのは自分で、
この店がこうして繁盛しているのも、私のおかげという自負が彼女を支えていた。
先週の薫子の、「彼女になりたいわけではない。笑いあって仕事をしていればいいんだ」
というのが、彼女のユートピアだった。
だから、努力が実って利益も上り、その労をねぎらう会よりも、エレナを選んだ爽太に、プッツンしたんでしょうね。

薫子が爽太への本心をさらさず、自分の心を守ってきた砦が壊されたとき、
むき出しになった弱い心を守るために、爽太やサエコやエレナを攻撃する暴言で身を守るしかなかった。
そして、残ったのは自己嫌悪だけ。

一方エレナは、サエコに傷ついた爽太をいつも労わってくれた。
だから爽太は、エレナが傷ついている今こそ、自分の出番だと思ったんでしょうね。

倉科さんとまた会えると喜んでいるエレナに、
爽太は、「倉科さんの前ではマッパになるなよ。俺は平気だけど、そういうのに引く人もいるから」というようなことを言っていますね。
エレナは、爽太の前では身も心もマッパなんですね。
相手がありのままをさらすから、自分も自分を飾らずにありのままでいられる。
だから癒さされる。

薫子とエレナのどちらかを選ばなくてはいけなくなったとき、
自分が傷つけた薫子よりも、他人に傷つけられたエレナを選ぶ爽太。
薫子と自分というしんどい関係に向き合うよりも、
楽な方を選ぶのが人間なんでしょうね。

サエコの生き方は、母親の期待通りだったんですね。
おそらく母親も幸せな結婚を知らないんだろうなあと思う。
専業主婦のプロのようになると決めたようですが、
自分の心を偽っても、必ずどこかで爆発すると思うのです。
とはいえ、生き方のモデルである母親の呪縛から解き放たれるときが来るのでしょうか。


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February 10, 2014

期待MAX!

コーセーから、今度はボディシャンプーのCMだそうで。。。

もちろん、一緒にお風呂に入って、
女性の体を泡立てて、
あちらこちらを、すべすべ官能的に撫でまわすCMがテレビから流れるんですよね~?

松本潤を使って、まさか他のCMと区別がつかないような、
どうでもいいCM作りませんよね? コーセーさん。


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February 08, 2014

視聴率がイマイチなもう一つの理由(失恋ショコラティエ第4話)

エロイシーンが多いので、録画して見る人が多いという理由の他に、
視聴率がイマイチなもう一つの理由があると思うのです。

それは、メインキャラクターの誰にも共感したり、同一視できないからだと思うのです。

日本人選手が活躍するオリンピックなんていうのは、高視聴率の究極のパターンですね。
活躍する日本人選手に自分を重ね合わせ、
とってもいい気分になりますし、
周りの皆もそうだから、一緒にテレビを見て同じ価値観、同じテンションで盛り上がれる。

半沢直樹は、現実世界で自分にはできない勧善懲悪を、主人公がしてくれるから、超気分がいい。
花男は、平凡な主人公に自分を重ね合わせ、大金持ちのカッコいい男が自分を一途に思ってくれて超幸せ。

失恋ショコラティエも、薫子を主人公にして、
好きな彼は、仕事ができて可愛いけれど、女を見る目がなくて困ったもんだ。
でも本当は一途で真面目な私を好きなのに、彼はまだ気付かずフラフラしているだけ・・・
と、自分を主人公にして都合よく妄想できるストーリーだったら、
もっと視聴率がよかったと思うんです。

でも、失恋ショコラティエは、どいつもこいつも難ありで、
自分を重ね合わせるのに抵抗があるだけでなく、
〇〇が好きと言うだけで、え~、あなたってそういう人だったの?と思われそうで、
怖いというか、恥ずかしい。

そこで、ショーもないヤツだな、バカだな・・・とツッコミながら見ていると、
一人一人の登場人物それぞれに、わかるわ~と琴線に触れてくるものがある。
しかも、表の顔だけでなく、妄想という手段を使って裏の顔も見せてくるものだから、
ついていくのがたいへん。
録画して一人で見ると、答えの出ないことをぐるぐる考えてしまうネタを提供してくれる。
つまり、深みにハマってしまうドラマですね。


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February 07, 2014

指は語る(失恋ショコラティエ第4話)

お店で食器を選んでいるとき、妄想で爽太がサエコに突然キスしますね。
そのときの潤くんが(あえて潤くんと書きます)サエコの頬を滑らせる長い指がエロ~い。
計算しているんだろうなあ。

男の骨っぽい指でガッチリと女性の可愛らしい顔をつかんだと思ったら、
下にすべり落ちてゆく。
胸の高まりから我慢できずにしっかりと押さえつけてキスしたのに、
キスしている間の陶酔感から、指に力が入らなくなって自然に力が抜けていって、
やがて、頬から指が離れていく。。。
爽太の心の動きが、手の指で表現されているんですね。
はあ~。。。

その後のサエコの声を変えた豹変ぶりと爽太の戸惑い、
そして、ベチベチと爽太が頬を叩かれるのが、すごく面白い!

でもね、ちょっと不安になるんですよ。
リクドーのコメディ演技は、100%笑って見ていられるけれど、
天下の超美形俳優である松本潤が、エロイ場面やシリアスなシーンを切なく演じているのに、
突然、声が裏返ったり、ハイテンションになるコメディ演技が、
一般視聴者に違和感なく受け入れられているだろうか・・・と。

私は熱烈なファンだから、指の動きまで近視眼的に見れるけど、
俯瞰的に見たらどうなんだろう・・・、整合性があるんだろうか・・・と。

そこで、例の70代半ばの女性にまた会ったので聞いてみました。
え~?! 全然OKよ。まるで自然だし、面白いよ~っと。
あ~よかった。
彼女はマジョリティの代弁者といつも思っているので、とりあえずホッとしました。

で、もし自分が男だったら、誰を選ぶ?と聞いてみました。
それはもう絶対、薫子とのこと。
しっかりしているし、家庭を安心して任せられるからと。

私なら、うそをつかずにすむし、ありのままの自分でいられるエレナだなと言ったら、
え~、信じられない。
あんな誰とでも寝そうな女なんか!と、強烈に反発されました。

ああ、やっぱりマジョリティはそうなんだ・・・と、妙に納得しました。


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February 06, 2014

傷つくことの効用(失恋ショコラティエ第4話)

薫子の、「彼女になりたいわけでない。笑っているそばにいられるだけでいい。」という独白と、
仕事場で皆が笑って仕事している妄想。
わかるなあ・・・と切なくなるのと同時に、
これって、傷つくくらいなら、自分の本心を隠して現状維持を望む、
ものすごく多くの人たちのユートピア(理想郷)じゃないかと思いました。

私、自分が傷つき、のたうち回ることなしに本当に欲しいものは手に入らないと思っているんです。

だから、爽太がショコラティエとしていい仕事をするために、サエコに傷つけられたいという気持ちわかるし、
現実のサエコではなく、男を次々と食い倒す、爽太の頭の中のサエコ像に恋しているのかもしれない。

一方サエコは、自分が傷つくことなく、次々と男を乗り換えて、
そして、思い通りの結婚をしたと思っていた。
ところが、待っていたのはこんなはずではなかった結婚生活。
深く傷つくことで人間という生き物の真実に気づく経験をしていないので、
結婚という人生の一大事で判断を間違う。
表面を飾るブリッコで男をだましてきたから、男の見かけの価値に騙されてしまったとも言える。

薫子は、この世に存在しない脳内ユートピアから一歩踏み出して、
自分の正直な気持ちと現実に向き合って、メタメタに傷つくことで何をつかみ取ったら、
自信ができて、他の女性たちを悪く言ってしまう自己嫌悪から抜け出して、
魅力的な女性になれるのに・・・と思う。

このドラマ、最終的に誰とくっついて欲しいというのではなく、
誰ともくっつかず、映画で続編ができるといいなあと思います。
視聴率はイマイチでも、お金を払ってでも見たい濃いファンがたくさんいると思いますもの。


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February 05, 2014

背中が語る(失恋ショコラティエ第4話)

私は原作をまったく読んでいないのですが、
4話のセリフやシーンが随分カットされているようですね。

カットされたセリフをネットで読むと、
ドラマの方が、視聴者それぞれに想像させる余白を残しているように思いますし、
爽太にとっても、サエコがあこがれの妖精さんで居続けられるよう、あまりブラックな面を出していないように思います。

説明的なセリフがあったほうがわかりやすいし、
視聴者が共通認識を持てますよね。

でもドラマ制作者は、それを敢えてカットして、
役者の表現力に委ねたんでしょう。
サエコの表情演技は、凄みがあるほど素晴らしい!
凄い!の一言です。

潤くんは、繊細な表情演技は言うに及ばず、
「抱かせてエレナ」の後の、脱力感の背中の表現力が素晴らしい!

背中があらゆる感情を語っているのは、
きみぺで、スミレちゃんが彼氏に会いに行くために別れた後、
バスケットを持って人ごみの中に歩いていくモモの後姿以来のように思います。

どちらも、自分が想っている相手が、別の男の元に行った後の、
哀しさ、寂しさ、やるせなさ・・・を、どんな言葉よりも語っていました。

そして、制作者が、エレナが頭をなでること以外の余計なセリフやシーンを入れなかったからこそ、
情感あふれる余韻を残し、
ルネッサンスの絵画を思わせるような名シーンになったんだと思います。


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February 04, 2014

本物がわかる人のためのドラマ(失恋ショコラティエ第4話)

リクドーの、「69億9000万人に嫌われても、
1000万人と愛し合えたら十分。
縁あった人を愛しまくってあげたい」という言葉、
まさに私自身の仕事のスタンスです。

そして、爽太の父親の、「歳は関係ない」というのも、
私がいつも思っていること。

実はこの二つって、このドラマの姿勢でもある気がするんです。

だんだん妄想部分と現実との区別がつきにくくなってきていると思うんですよ。
サエコと食器を選んでいる最中の妄想も、
話をよく理解して、爽太の表情に気を付けていないとわからない。

視聴率をとりたければ、もっとわかりやすくしなくてはいけないのに、
あえて、このドラマにハマって、それぞれの登場人物の感情の機微が理解できる人しか、
ついていけないようになっている気がします。
そういう感性を持っているかどうかというのは、歳には関係ない。

常識とか倫理観とか、そういうものから解き放たれて、
それもアリかもしれないと思える心の柔軟さが必要なドラマですね。
どんどん見る人を選んでいって、
制作側と残った視聴者が愛し合って、
今までにない斬新で最高のドラマを作ろうという心意気が感じられます。

スーパーで売っている誰もが買えるチョコではなく、
本物がわかる人だけのための極上のチョコレートを目指しているんでしょう。

ただし、本物が理解され、広まっていくには、時間がかかります。
爽太がリクドーに歳を聞いたのは、
ここまでのブランドになるのに、どれくらいかかったかという、
自分にとっての目安という意味でもあるのではないかと思ったりします。

極上のドラマが作られれば、時空を超えて多くの人に愛され、
縁のあった一人一人の感性や人生に影響を与え続けることでしょう。


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February 03, 2014

クドイおやじのSP

クドイ(ウザイ)オヤジたちとのしやがれ、大笑いしながら見ました。
さすが人生経験豊富な坂〇忍さんとヒロミさん。
本質を突いてくる。

松潤は、子役養成塾の嵐人気で、1位かビリかの両極端。
ジュニア時代の彼は、カッコつけ屋さん。
外から見た潤くんと、内から見た潤くんの両方を聞けて良かった。

忍さんと、お酒を収録中に飲んでもいいのかどうかで揺れる他メンの中で、
腹くくってビールを頼む潤くん。
付き合うならトコトンという彼の気質が出てるなあ。
人気絶好調の彼にそう言われたら、そりゃあうれしいよね。
人の懐に入るのが上手い!

そして、段取りとか予定調和をすべて破壊してしまった忍さんのフリ切れっぷりが凄い!
ヘベレケに酔っぱらっているようで、嵐の分析は鋭いし、
なんでこの人、最近よくテレビに出てるんだろうと思っていたけど、納得。

続いてのヒロミさん。
私は知らないジャニーズジュニアの絶頂期ですが、
子育ての話を聞いて、大勢のジュニアを、『8時だJ』でヒロミさんに預けた事務所の思惑がわかる気がしました。
理不尽で強い男の元で、それでも伸びてくるジュニアを待っていたのかな。

収録の後、潤くんとヒロミさんが二人で飲んだそうですが、
感慨深いものがあったんじゃないかと、私までうるっとしてしまいます。
会わなかった15年の間、潤くんは嵐でここまでのスターになり、
ヒロミさんは、芸能界を離れ、実業界で活躍したようですね。
芸能界を外からも裏からも見る目も持ち、
ビジネスの世界の経験もあって、面白い先輩だろうなあ。。。

今回のクドイSP。
芸能界の荒波や人生をたくましく生きてきたクドイ先輩のぶっちゃけ話と、
マイペースを崩さない店主と、
硬く真面目に仕事を遂行しようとする枡アナと、
素直にいじられる5人の嵐の絶妙なバランスで、
超絶楽しかった!
まるで私もあのメンバーの中に入って、
居酒屋で一緒に飲んで食べておしゃべりして、
潤くんからお肉を取り分けて食べさせてもらっている疑似体験をさせてもらっている気分でした。


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February 02, 2014

ナチュラル・エロ(失恋ショコラティエ第3話)

海外から帰ってきたエレナと爽太のイチャイチャぶり。
エレナの家でのリラックスぶり。
パジャマ(?)を着てのベッドの二人。
あまりに自然で、一線を越えてしまうと、こんな風になっちゃうんだっていうのがリアル。
視聴者は2話での上半身裸のラブシーンや一緒のお風呂を見てしまっているから、
その記憶がよみがえってきて、
服を着ていても、というか、着ているからこそ、想像を掻き立てられてエロイ。
はあ~~~ん。。。。。

しかも、お互いのエロイ妄想を共有するって、
凄くないですか?
恋って、相手への過大な妄想で成り立っているようなものだから、
これから先、この二人が恋愛感情を持つことはあり得ないんでしょうか?

2話の最後に、エレナとの一夜からそのまま職場に行った爽太が、
潤くんもこんなことあるんだろうなあ・・・と余計なことを考えてしまうほど自然で、
なんとなく胸がキュ~ン。。。

する? しようか?というような直接的なラブシーンもエロイけど、
そういう強烈なシーンが一度でもあると、
その後のいろんなシーンが、この二人の奥底には、
誰にも入り込めない体の関係があるんだなあと常に意識させられてしまう。
その微妙で自然な感じをこの二人が絶妙に演じていて、凄いなあと思います。


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February 01, 2014

過去の解釈を変える(失恋ショコラティエ第3話)

1、2話で盛り上がるだけ盛り上がった気持ちで、第3話を観たら、タル~くて、
せっかくハマった人たちや、評判を聞いて見始めた人たちが、
なんだ、面白くないじゃんか・・・と離れていくんじゃないかと思ったら、
爽太みたいに吐き気がしてきて、
どんだけ入れ込んでいるんだ私!って感じでした。

1話、2話の、畳みかけるような疾走感がなくなって、
あっちもこっちも片思いばっかりで、同じところをぐるぐるしているような感じ。。。
恋以外興味がないのかよと冷めていきました。
エロがあってもなくても、ドキドキワクワク感がなくなっちゃったんですよ。
相手の父親の前で、意を決して話したのがハムスターに例える恋って、はあ???

そんな中、一番リアルだと思ったのは、自分に気があると思った人のところにミニスカートで行ったのに、
何も起こらなくて、
あのとき、相手が何かしてくれていたら、自分の人生も変わっていたかもしれないのに・・・と言うサエコです。

結婚前に、爽太のところに行ったときは、爽太が何かしても、結婚をやめるつもりなんかなかったのに、
実際に結婚したら、全然楽しくなくて、幸せじゃないから、
過去のあの出来事の意味を、今の自分の都合のいい解釈に変えてしまったんだと思うんです。
しかも、相手の爽太のせいにして、
こんな結婚をしてしまったのは、私が悪いわけじゃないのよ・・・と。
これって、誰にでもよくある自分を守る心理状態だと思うんです。

たまたま彼女はモテモテのフォロモンをもっていて、
次から次へと男が寄ってきて、
それに適当に付き合ってあげていただけだから、
私はな~んにも悪くない・・・という人生を送ってきたんでしょうね。
そこが爽太からしたら、ピュアに見えるんだろうなあ。。。

でもね。サエコの気持ちや爽太の気持ちがなんだか切なくなって、
思わず、泣きたくなってしまう・・・という、不思議な感覚もありました。

もうね。石原さとみちゃんと潤くんの渾身の演技が、
その世界にグイグイ引きずり込むんですよ。

傍から見ると、ショーもない女とアホな男の恋愛ごっこなのに、
役者の力量でこうも違ってくるのかと。

この二人なら、本当の恋に目覚めて、波瀾万丈を乗り越えて、
凄いことが起こるんじゃないか・・・と期待させてくれるものがあるんです。

ということで、次回に期待というところです。


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