« 優しい嘘(失恋ショコラティエ第2話) | Main | 時代を創る(失恋ショコラティエ第2話) »

January 24, 2014

中高生に人気の理由(失恋ショコラティエ第2話)

2話で一番好きな場面が、エレナに誘われて、神様に試されている気がすると断ったのに、
妄想の世界で、「ぼく、綺麗なモデルの人に誘われたけど、キッパリ断ったよ」とサエコに訴え、
サエコに、それがどうしたの? キモイというような冷たい反応をされたところ。

サエコは本当に酷い女で、自分がどんなに思い続けても、それに応えてくれるような女でないことは十二分にわかっていて、
それでも好きな自分への自虐的な場面だと思うんです。

無理を100も承知の学生服姿とか、自分を笑い飛ばす爽太のシーンが、とっても可愛い。

ショコラティエとして頑張っているのは、サエコに振り向いてもらいたいだけでなく、
あんな酷い女をあきらめられない自分を正当化するためでもあるんじゃないかなと思うんです。
片方ではダメダメな自分だから、それをバネにして、ショコラティエの分野では誰にも負けない凄い自分になって、
バランスをとるというか、整合性を持とうとする心理かなと。

中高生の間で大人気で学校で話題になっているとか。
こういう自虐的で面白い主人公だから、それが可能になっているんじゃないかと思うんです。
潤くんがカッコいい立派な役だったら、松潤が好きとか嫌いとかになって、それ以上話が進まない。

今までそれぞれが個人の世界で興味深々だったエロイことを、
嵐が、月9で、ダメ人間として、堂々とやってくれているということで、共通の話題となる市民権を得たんでしょうね。
ちょうど、Jリーグや海外リーグなら、個人の趣味の世界だったのに、
日本代表戦となると、共通の話題となって、
結果がどうなるかわからない真剣勝負のドキドキ感が翌日の興奮感になるように、
失恋ショコラティエも、どうなるかわからないドキドキ感があって、しかも登場人物たちがまともじゃなくて、ツッコミどころ満載。
ああだこうだ、いくらでも言える。

そして、妄想という形で、本音を言ってくれるのも人気の理由じゃないかと思うんです。
今まで、親や教師が絶対的な存在だったのが、
中高生ともなると、大人の欺瞞に気づくとき。
綺麗ごとの会話の裏で、エロイことも含めて、実はこんなこと考えているんだということを、
大人気の嵐の松潤や綺麗な女性が、白日の下にさらしてくれるのは、痛快なんじゃないかな。


|

« 優しい嘘(失恋ショコラティエ第2話) | Main | 時代を創る(失恋ショコラティエ第2話) »