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July 14, 2013

あたらしあらし(潤くんと二ノ)

昨夜のあたらしあらし、1回しか観ていない状況で感想を書きます。

あれだけのセリフを短時間で覚え、1日だけのけいこで、
1回も間違うことができないプレッシャーの中でやり遂げた潤くんは、
本当に凄い!
素晴らしい!
さすが我らが潤くん。
誇らしいです。

でも、五重人格というのは、彼にとってだけでなく、観客にとってもハードルが高すぎました。
横に表示された人格のチェンジと、下に表示されたセリフとの符合に気を取られて、
ストリーも異なる人格も見えなかったです。
芝居を見せていただくというより、潤くんに与えられた課題の試験官みたいな感じでした。

1日のけいこでは無理。2週間ほしい・・・という彼の言葉の意味がわかりました。
彼は、台本を深く読み込み、演出家と対話をし、自分の肉体を使って、独自の感性で一つ一つを丁寧に作り込み、表現する役者だと思うのです。

せっかくのチャンスなのですから、そういう時間を与えられて、
五重人格のそれぞれが膨らまされ、それぞれ魅力的な人物となった異なる芝居を堪能したかったです。
彼にはその力があるのに、そこまで持っていく番組としての設定や意図が用意されていなかったと思うのです。

というのは、演出をしたのが、フジテレビの実績ある偉い方だそうで、
前日のけいこが終わったと思ったら、キャラ設定を変えてきて、そこから潤くんが一人でけいこしたとのこと。
このチャレンジに完成度を求めるなら、そんな直前変更はしないと思うのです。
それよりも、無理難題を課して、松本潤がこれから一緒に仕事をするに値する人間であるかを試したのではないかと思うんです。

一方、潤くんが面白いと言っていた二ノのコント。
彼がどういう意味で面白いと思ったのかわかりませんが、
私は、特に前半の3人の女性芸人さんに対する性悪の業界人が、非常に面白かったです。

見ているときは、二ノが心底嫌なヤツに思えて、
受け入れられない二ノファンも結構いるのではないかと思ったのですが、
これこそ、まさにチャレンジだと思いました。

好感度抜群の嵐の枠を大きくはみ出しちゃったんですね。
しかも自分たちが身を置く業界の嫌らしさをデフォルメして。。。

それを面白いと言う潤くんと、それをやりきった二ノの、
隠された欲望が垣間見えた気がしました。

潤くんがあの性悪業界人のような役を、本当に嫌らしくやりきれた時、
俳優としての大きな可能性の扉が開かれるような気がします。


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