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April 06, 2013

勘三郎さんの追悼SP

昨夜の勘三郎さんの追悼SP、
潤くんは、彼がこういう番組に出て、歌舞伎ファンであることをアピールすることで、
若い人たちに歌舞伎を観てもらいたい、好きになってほしい、
それが、お世話になった勘三郎さんへの恩返しだし、使命感もあるんだろうなあと伝わってきました。
でも、故人や視聴者の感情に対して失礼があってはならないナビゲーターの仕事は難しかったのではないかと想像します。

誕生日パーティの時の、メチャメチャカッコいい素顔の潤くんが、勘三郎さんと話しているところを見ると、
潤くんと勘三郎さんが、お互いに対する好奇心丸出しの楽しいトークをテレビで見たかったなあと思います。
もはやかなわないことですね。

奥様の好江さん、いろいろあったでしょうに、惚れた人を愛し抜く覚悟が潔く、カッコヨカッタです。

そして、天賦の才ということを考えてしまいました。
潤くんの天賦の才は、芝居をするときのあの眼だと思うのですが、
勘三郎さんは、生まれ持っての愛嬌だと思うんですね。
どんなに努力しても、二人の息子さんはその部分を超えることはできないと思うのです。
七之助さんは、女形という父とは違う道ですが、
勘九郎さんは、多方面から愛された偉大の父を超える別の魅力を創り出さなくてはならないわけで、
努力が天賦を超えることができるのかという大きな課題を背負っているように思います。

また、お孫さんの七緒八くんが根っから歌舞伎が好きなようで、
好きというのも才能だと思いますが、
他の誰も真似のできない彼独自の魅力を生み出せるものなのか。
あれだけ多大な期待を背負わされた2歳の子供が、これからどうなっていくのか、
興味のあるところです。

残された人たちは、
偉大な存在がいなくなったからこそのそれぞれ使命を生きていくのでしょうが、
勘三郎さんが、なぜこんなに早く死を迎えなくてはならなかったのか。
なんとしても、生きて、生きて、生き抜いて、やりたいことを全うするためには、どうしたらいいのか。
それを調べ、考え、実行することも、彼の悔しい死を無にしないことだと思います。


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