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January 09, 2013

あの親にしてこの子はあり?

ラキセSP、ストーリー展開では???がテンコ盛りだったのに、
何が良かったかというと、
駿太郎の家庭がほとんど出てこなかったこと。
特に、あの庶民的なお母さんが出てこなかったこと。

沢田慎のクールな影は、あの冷めたエリート家庭があってこそだし、
モモの夏木ママは、いかにもバレリーナだったし、
道明寺の分裂気質は、大財閥と愛のない加賀ママの結果だろうし、
成功したドラマの潤くんの役は、
この親にしてこの子ありという説得力があったし、
それがドラマの揺るがない土台を作り、
それぞれの役に陰影をもたらしていたと思うのです。

ところが、駿太郎の女性に対する動物的カンや、扱いの上手さは、
あのお母さんと家庭とはかけ離れているんですね。

新田の大金持ちの実家は、新田の底知れない迫力に貢献しているのに、
駿太郎の実家のイメージは、駿太郎の強みである、女性たちとの甘い、あるいはハラハラドキドキする絡みを邪魔するんです。
それが、連ドラのラキセで駿太郎のキャラがつかめなかった大きな要因でもあると思うのです。

一瞬の匂いや、キスしたときの唇の感触で女性がわかるというほどの特殊能力で、
しかも、松本潤の美貌で駿太郎というキャラを際立たせるのなら、
それを邪魔するものは排除というのが鉄則だと思うのです。

アットホーム感は、ラッキー探偵社の面々の楽しいやりとりで十分ではないでしょうか。

女に強い駿太郎が、探偵という役を活かして、
いろんな職業や境遇の人に化けて、
俳優としての可能性をどんどん見せ、
駿太郎という役を育ててほしいなあと思います。


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