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April 06, 2012

『あゝ、荒野』と『ラッキーセブン』

ココアさん、てんどんさん、
アンケートの集計を申し出てくださってありがとうございます。
本当に助かります。

潤くんが1位に選ばれた『演劇ぶっく』をやっと手に入れて読みました。

もう『あゝ、荒野』はやりたいとは思わないとのこと。
蜷川さんが、「こういう作品をやる、こういうキャスティングをする」というだけで、
作品の半分くらいが完成されていて、
この作品は、蜷川さん個人の寺山さんと生きていたころを回顧しているところもあると言っていましたね。
彼は、蜷川さんによって、新たな魅力を開花させてもらったのと同時に、
蜷川さんの望む新次を演じただけという感じもします。

そして、これだけ絶賛された完成度の高い作品だから、
これ以上、彼が取り組もうという魅力を感じないのかなとも思いました。

その点、ラッキーセブンは、キラキラするところはたくさんあるのですが、
完成度という点では、これから~ですね。
いろんな種類の種(タネ)をあちこちに蒔いたので、
いいタネからは、いい芽が出てきたところかなあと思います。
これからその芽を育てていくのは面白いでしょうね。

複数の脚本家、演出家がいるのはコンペか?とも思うのですが、
切磋琢磨のチャンスともとれますね。
アクション監督や出演者のアイディアがどんどん採用されているようで、
蜷川カンパニーとは真逆かもと思ったりします。

どちらがいいとは言えないのでしょうが、
作品に関わる一人一人が作品の歯車と思うのか、
一人一人が作品のクリエーターと思うか、
未来への期待の広がりが違ってくるのかもしれません。

それにしても『演劇ぶっく』の潤くんの写真。
淡いピンクの国旗をデザインしたTシャツを着て、
髪の毛もゆるいパーマがかかっていて、
女性かと思える柔らかい雰囲気ですね。
今年度日本演劇界1位になった、たぐいまれな資質を持つ松本潤に、
何をやらせてみたい?
何を掛け合わせたら斬新な作品を創れる?
と、プロデューサーたちに問いかけているようにも思います。

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