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January 18, 2012

カッコイイって何?

ラッキーセブン、瑛太さんカッコヨカッタですね~。

かっこいいって何?って問われたら、
嫌われることをいとわず、キャラを振り切ることだと思うんです。
瑛太さん(新田)はポケットに手を突っ込んだまま走って、格闘シーンではピョンピョン跳ねて、
えっ?! なんか変わってて面白いわ。危ないヤツかも・・という、
キャラの一貫性があるんですよね。
主人公に手加減しない強さもあるし。

家政婦のミタさんも、能面のまま、異常性格をやり抜いたからかっこよかったんですよね。

潤くんの成功し愛されている役って、下手したら嫌われるキャラを振り抜いたものばかりだと思うんです。
慎は大人に反抗するクールキャラ。
モモは人間のペット。
耕二は女たらし。、
道明寺はおバカな暴君。
新次は愛する男をボクシングで殺すことさえいとわない。

でも駿太郎は、不倫したかと思えば、甥っこにやさしいし、依頼者の女の子をホットココアに誘う。
格闘がまったく素人のはずなのに、なぜか結構強い。
制作者側が、松潤は年上との不倫が似合うし、
でもそれだけだったら、視聴者の反感を買うかもしれないから、アットホーム感も入れ、
舞台を見たらボクシングができるし、これで男の視聴者も取り込もうという、
松本潤の魅力を総動員して、できるだけ多くの層に観てもらおうという下心が見えて、
かっこいいの逆のベクトルなんです。
いいところを盛り込めば盛り込むほどキャラが弱まって、普通の男になってしまう。
普通の男の子をやるには、セットされたヘアと色白で女優さんより綺麗というのがマイナスに働く。

不倫するようなキャラなら、
「俺は金持ちの女しか相手にしないぜ。(依頼者の女性のことを)あんな貧乏くさいブスの兄貴なんか興味もねえ。」
とか振り切っちゃえば、キャラ立ちしてカッコよく見えると思うんです。
その上で結局、貧乏くさいブスの兄貴を助けてしまう人の好さがチラっと見えれば、
きゃあ、素敵!となると思うんです。

瑛太さんの新田が剛のかっこよさなら、駿太郎は柔のかっこよさを狙うとか、
対比が明確になれば、犬猿のライバルが生きてくると思うんですよね。

群像劇は明確なキャラ設定が命だと思うんです。
嵐がこれほどの人気になったのも、キャラ立ちが明確になったからだと思うのです。
一人一人が誰からも好かれる人気者になりたいという欲を捨て、
自分が期待されるキャラを演じ切ることによって、
嵐全体がたくさんの人たちに好かれ、
どんなゲストが来ても、安心して任せられるグループになったと思うのです。

潤くんの成功した役が原作ありばかりというのは、
最初にキャラがあって、潤くんがそれを見事に体現したからで、
オリジナルの場合は、制作者側が松本潤の過去の成功作が頭の中にあって、
その魅力を生かそうとあれもこれも盛り込んで、
結局、新しいキャラを創造できないということなんだと思うんです。

ラッキーセブン、まだ始まったばかり。
今後に期待です。


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