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November 10, 2011

似た者同士

チケットが手に入ったというニュースは本当にうれしいですね。
手に入らなくても、とにかく仕事を休んで東京に行くとか、
まわりに、行きたい、観たいと言い続けるとか、
あきらめない積極的な行動が運を引き寄せると、私は信じています。

ところで、蜷川幸雄さんと潤くんは似たもの同志だなあって、ずっと思っていました。
最初にそれを強く感じたのは、嵐の上海公演で、
コンサートのいろんな仕掛けが禁止され、ファンに近づくことができなかったとき、
2回目のコンサートの最後に、潤くんだけステージを降りて、
ファンサービスをして回ったときでした。
権威とか、力をかざして屈服させようとするものに対して、
反骨心とそれを表明する強さがあること。
ステージ上の翔くんが、潤くんの手をとって、ステージに引っ張り上げてくれたのを見て、
潤くんの気持ちを他のメンバーも理解しているけど、
それを実行できるのは潤くんだけなんだと思いました。
結局人は、全責任を負って、意志を行動に移す男についていくんですね。
これがなかったら、いい作品は絶対作れないと思うのです。

先日の『スタジオパークからこんにちわ』に出演された蜷川さんの、
彼が立ち上げた年配者たちの劇団の劇団員たちの話を聞いて、
この人は、一人一人の人生に対して、敬意と愛情を持って、
そこから何かを学ぼうとしているんだと思いました。
潤くんもファン一人一人の人生に敬意と愛情を持っているし、
だからこそ本気で幸せになってほしいと願っていると私は感じていますので、
同じ種類の人間だと思いました。
昔、蜷川さんの奥さんが女優として働いていて、彼が家事も子育てもしていたという話は、
そういう状況なら潤くんも同じようにするだろうなあと思いました。
自分や自分のやっていることに自信や確信があるから、
男のこけんとか、そんなちっぽけなことに関わらず、
そのときそのとき、必要なことは何でもやるだろうなあと思います。

そして、産経新聞の小松成美さんの蜷川さんのインタビューを読んで、
虐げられた者への共感力、反発力、挫折力、そして突破力を感じました。
蜷川さん自身が何度も挫折して、その挫折がバネになって、
そのたびに大きくなってきた経験をしているんですね。
けいこ場で、人格を否定するような罵声を次々と浴びせるという話を聞きますが、
まずは挫折させることが目的なのではないかと思います。
今まで築き上げてきたプライドとか、虚飾とか、あらゆるものを剥ぎ取られて、
どん底に落ちて、傷だらけの生身をさらした者のみが、
舞台上で、鮮やかな新しい生命を息吹を生みだすことができると考えているのではないでしょうか。
それは、俳優に対して大きな愛情がなければできないことで、
相手より自分が可愛いかったら、嫌われるようなことはしませんね。
潤くんも同類だと思うのです。
ですから蜷川さんの真意も愛情も心底汲みとれて、
良い作品を創ろうとする情熱を共有できるんだと思います。
ある意味、SとMの融合と言えるかもしれませんが。。。

さらに感じたことは、蜷川さんの高く張り巡らされたアンテナと大きな構想力。
時代という縦軸と世界という横軸を縦横無尽に駆け巡り、
そこから構築される夢想とも思えるほどの構想力。
次から次へと新たな構想とパッションが生まれるから、ますますエネルギッシュになっていくし、
どんどん新鮮になって、気がつくと時代の先端をトンガって走っている。
潤くんも同類だと思います。
こういう資質があるから、二人ともすごく頭がいいにもかかわらず、
現実社会の大学進学よりも、自分の夢想の実現という大いなる野望の方を選んだ気がします。
野望が大きいからこそハングリーで、舞台や本から貪欲に学ぼうとしているのだと思います。

こんな風にスケールが大きく愛情溢れる似たもの同士なのに、違うところは、
潤くんには俳優としての無限の才能と、人を魅了する容姿の美しさと華やかさがあることですね。
蜷川さんが自分の肉体では表現できなかったことが、松本潤ならできるわけで、
他のどの俳優にも注がないほどの愛情と嫉妬の両面が存在するような気がします。


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