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October 12, 2011

世界一のSHOW TIME

『世界一のSHOW TIME』の初司会。
潤くんは司会なんかしているより、
シェケシェケを踊っちゃいなよ。
超高額ギャラが集まるぜ!
なんて思いながら見ていました。

でも、3時間近くの放送時間が終わるころになると、
奇妙な感動が生まれてきたんです。
長谷川潤さんと二人、あまりにピュアで、キラキラしていて、
出場したパフォーマーたちと渾然一体になって、
この世のものとも思えない不思議な世界が生まれているように感じたのです。

これまでの司会の紳助さんが上から目線だとすれば、
潤くんは下から目線でこの番組に臨んでいるように見えるんです。
すべてのパフォーマンスを面白いと思って、好奇心いっぱいに何でも学んでやろうと、
パフォーマーたちに最大限の敬意を払っていたように思います。

潤くんが面白いと言った映画や本、私もトライしたけれど、
何が面白いのかわからないということがよくありました。
面白いというのは、思いがけない発見があったり、考えさせられたり、
つまり、学べるってことだと思うのです。
潤くんは、”学べる力=絶対学べる感”がものすごく高い人だと思うんです。
絶対学べる感が高いから、学んできたことの蓄積が凡人とは比べ物にならないくらいあって、
そういう人が、未知の映画や演劇や本に接すると、
誰も気がつかないようなことを発見したり、感動したりするのではないかと思うんです。

今回の『世界一のSHOW TIME』、そんな彼から見たら、宝物のような番組なのでしょう。
いっこく堂さんなどの信じられないほど難度の高いパフォーマンス、
さらに難度を上げなければ、次回は出場できないだろうという厳しさは、
潤くんのコンサート作りなどにも通じるだろうし、
高みを目指す者たちに共通するストイックな美しさがありました。

ですから、潤くんほど、この番組の司会にふさわしい人はいないと思うのですが、
漫然と観ている視聴者にとっては、
適当にいじってくれたり、自虐ネタを入れたり、
安易に楽しめる司会者の方がいいということもあると思うのです。

さて、次回の司会者はどうなるんでしょうね。
制作者側の今後のスタンスが問われます。


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