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August 22, 2011

【La Familia】に想う

久々に”いざNOW”(2004年)のコンサートDVDを見て、
潤くん作詞の【La Familia】に心がとどまってしまいました。

私がファンになって、まだ1年半くらいしか経っていなかった頃で、
キャーキャー・イケイケドンドンだったので、
潤くんの繊細で不安な心に共感するという感じではありませんでした。

あれから7年の月日が流れ、
♪5年後はどうなってる?
♪そのとき誰が傍にいるだろう?
♪きっと5人でいるだろう
♪周りを見ればあなたがいる、 その願い想いをここに綴る
と歌う彼に、声をかけたくなりました。

5年後だけでなく、7年経っても、
私はそばにいるよ。
あなたへの思いは何も変わらず、ここにいるよ・・・と。

横浜アリーナから、東京ドーム、国立競技場と、
コンサート会場のスケールは遥かに大きくなったけれど、
松本潤を信じる気持は揺るぐことがなく、
ファンになったばかりのころも、今も同じ。
私にとっての松本潤像は、何も変わることがない。

震災や原発その他、自分の努力とは関係ないところで、世の中が大きく動いていて、
その影響を受けざるを得ない昨今。
誰でも、不安な心でグラグラしてしまうことがあると思うのです。

そんなとき、私にとっては潤くんがかがり火のごとく、
暗闇の中でも、行く道を照らしてくれるんですね。
私たちには、氷山の先端の輝いているところしか見えないけれど、
【La Familia】の歌詞から、
潤くんも人を信じられないときもあり、苦しむときもあり、
不安を抱えながらも、♪俺の足は地についている・・・と踏ん張って生きていると思えるから、
私にとってのかがり火たりえるんですね。


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August 12, 2011

本当は甘くない『きみはペット』

8年前のきみぺを振り返ってみると・・・の第2弾です。

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

ドラマとしてのきみぺの素晴らしさって、
一言でいうと、”対比の妙”じゃないかと思うんです。

まず、キャストが、般若というニックネームがぴったりの硬い感じの小雪さんと、
ふわふわ柔らかくてキラキラ可愛い松潤。

東大出のバリバリキャリアウーマンだけど、遊園地のかぶり物をしていじめられるスミレ。
世界的コンクールで優勝するバレエダンサーだけど、トイレ掃除もするペット。

不器用なスミレと、世間智に長けているような福島さん。
身一つでどこにでも行く武志と、社会の中でエリートコースを行くハスミ先輩。

おとぎ話のような夢のマンション生活と、突如出現する哲学的問い。
ユーモラスな笑いと、わかるわ~という共感の涙。

ワイワイ楽しいスミレとモモと、ペディキュアをしてあげるときの静寂で互いの心中を推し量るような余白。

ペットには自分をさらけ出して強気でいられるのに、好きなハスミ先輩にはコチコチなスミレ。
スミレに恋し始めて切ないモモと、女ったらしの武志。

あのですね。
合田武志くんは、天性の女ったらしだと思うんです。
女の人の懐にスーッと入り込んでいくんでしょうね。
家出をしたときにかつての女性の元を訪ねていましたよね。
ルミちゃんに対する、キスと同時に冷たい態度っていうのは、
そういうツンデレに弱いと見抜いているからなんじゃないかと思うんです。
スミレのペットになっているのも、彼女がそれを望んでいるから。
そして、何といっても、「愛しているよ、俺の人生。」
私、放送当時、この言葉にやられました。
母親なら、これほどうれしい言葉はないと思います。
この言葉で母親の夏木マリさんは、
”まっ、いっか。しょうがないわね。”と思わされたでしょうが、
結局は、よそのおねえさんのペットに逆戻りですよ。
いやはや、女心の操縦術はたいしたもんです。

でもですよ。でもですね。
こんな女ったらしで、世界中どこに行っても自分に貢いでくれる女に困らない彼が、
スミレに恋をして、スミレの望むペットを演じ続ける決心をしたんですね。
彼の苦しい胸の内が、8年経った今になってものすごく想像できるんです。

これは、スミレのキャラがぶれずに貫かれたので、自分を重ね合わせて共感しやすかったのに、
モモのキャラが変幻自在で、とても魅力的だったけど、
その心中がイマイチ想像できなかったということもあるかもしれないですね。

いやはや、何年経っても、そのときの自分次第で、
かみごたえのあるドラマですね。


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August 10, 2011

所詮こんなもんだけど。。。

先日、NHKで東北の被災地の夏まつりを特集していました。
私が2週間ほど前に行った、3.11から時が止まったような陸前高田のこともやっていました。
瓦礫の山しかないような見渡す限り茫々たる土地で、
動く七夕まつりをなんとしてもやり遂げようとしている人たちがいました。

お祭りより、生活をなんとかする方が先だ、
亡くなった人たちがたくさんいるのに、お祭りじゃないだろという、
反対意見や、協力がもらえない現状の中で、
祭り好きの息子さんを亡くした親の強い思いや、たった一人の行動が、周りの人を動かすんですね。
わずか3台しか残っていなかった山車(だし)ですが、
かつては賑やかだった町が廃墟と化した中をを練り歩くんですね。

どんな状況になっても、続けること。
続ければ、人は集まってくるし、
そこに活気と希望と生きる意味が生み出され続ける。

この様子を見ていて、
嵐のコンサートも年1回のお祭りだと思いました。
東日本大震災に限らず、アメリカの信用不安からの世界同時株安、円高、放射能問題、
世界中が混乱している中、個々人もそれぞれいろんな問題を抱えているのではないかと思う。
そんな中、何があっても嵐のコンサートは続けられる。
集まってくる人たちを幸せにするために、全力で考え、実行し、楽しませてくれる。
嵐たちだって、私たちの知らないところで、毎回いろんな問題を抱えながら、
コンサートが実現するためにそれらをクリアしてきているのではないかと思う。

私たちは、そんな嵐のコンサートに行くことを楽しみに、
日々の課題に立ち向かっていける。

困難な時期だからこそ、哀しみの多い時だからこそ、
来年がどうなっているかわからない時だからこそ、
何があっても続ける、やり遂げる、そういう意志と行動が大事なんでしょうね。

潤くんが、震災復興ラジオで、
「所詮、俺ってこんなもん」と言ったそうですが、
潤くんも、私たちも、そして誰でもみんな、所詮こんなもんなんですよね。
所詮こんなもんだけど、それでも、やれるだけのことをやり続けるかどうかで未来が違ってくるんでしょうね。


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August 05, 2011

『あゝ、荒野』 DVD化を願う

8年半にわたって、松本潤だけを見つめ、追い続けてきた私は、
『あゝ、荒野』 の舞台を何が何でも観たい。
『エデンの東』や『白夜の女騎士』で、
透明なダイヤモンドのごとくキラキラ輝く潤くんの演技の一瞬一瞬、
その息遣い、その涙、その声を、
同じ空間で味わったことがある私は、
あの歓喜をさらにもう一度味わいたい。
私の全身を突き抜けるような震えを新たに体験したい。
あの興奮は、私の体の中にいつまでも残っていて、
思い出すだけで、胸がキュンと締め付けられる。

だから、今そこにいる新次を観るために、人事を尽くして天命を待とうと思いました。

でも、人事って何だろう?
天命って何だろう?と思いました。

私が、舞台の新次に会うことができたとしても、
それは個人的体験にすぎない。
天命って、予想もつかない、人智を超えた形で、
時間的にも、空間的にも、大きな広がりを持って、発展させていくことだと思うのです。

DVD化してもらえたら、
より多くの人が舞台の映像を楽しむことができるだけでなく、
松本潤の俳優としての大きな魅力である表情の演技を堪能できる。

レンタルショップで、蜷川幸雄×寺山修司ということで、ちょっと興味を持った人と出会うことができる。
松潤、或いは、小出恵介くんにちょっと興味があって・・・という人と遭遇できる。
字幕を入れたら、世界中の人の心に届けることができる。
出会いのチャンスが加速度的に広がり、
10年後、30年後、50年後の人たちとも遇える。
松本潤の俳優としての可能性を引き出す、さらに魅惑的な仕事と出会うチャンスが増えると思うのです。
様々な出会いが運を呼び、潤くんならその運を大事に大きく育てていくと思うのです。

蜷川幸雄×寺山修司の『あゝ、荒野』の舞台で主役をつとめるというチャンスを、
より大きなチャンスに育てていくためにも、
ぜひとも、DVDにしていただきたいと、切に願います。


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August 02, 2011

『きみはペット』ふたたび

私は、ごくせんの再放送落ちですが、
こうして、ネットに書くようになったのは『きみはペット』がきっかけですね。
TBSの公式BBSには、別名で私の投稿がたくさん残っています。

松本潤の演技の深さ・多彩さ・色っぽさにハマりまくり、
深いセリフにのめり込み、
毎回真剣に考え、疑問に思い、汲めど尽きせぬ魅力を持ったドラマでした。
当時の視聴率はあまりよくありませんでしたが、
何年経っても、新たにたくさんの人を魅了し、韓国映画になり、
宝物のようなドラマだと思っています。

以下ネタバレを含みますので、お気をつけくださいませ。

当時は細かいことにこだわっていたのですが、
8年経って俯瞰してみると、
”女性としてスミレを愛そうとしたけど、ペットとしてしか愛してもらえない可哀想なモモのお話”
だなあと思うのです。

ブラックモモは、男として悩める武志なんですね。
「やばっ、止めらんないかも・・・」
自販機前のキス、
公園でスミレの膝枕での「どうすれば、いまのこの瞬間を、オレは一生記憶の中にとどめておくことができるんだろう・・・」
ドイツに旅立つ前の晩、「犬は最後にようやく気が付きました。これは恋だったんだと。」
「これが最後だから」とキス
そして、スミレと一夜を共にする。。。

でも、スミレが逃げ出してしまった。。。

どんなに愛しても、スミレとは男女の関係にはなれないと悟り、
予定通りドイツに旅立とうとしたけど、
結局、スミレのもとに戻ってきた。
ペットとして。
なんと切ないんでしょう。

当時、ドイツに行ってバレエダンサーとしての夢を追うべきだとか、
その後、スミレと恋人同士になれただろうに・・・という意見が多かったですが、
今冷静に思い返してみると、
ペットと男の狭間で悩んだモモは男として成長しても、
スミレは未熟なご主人様のままだったでしょうね。

結局、あの二人はあのマンションで、ご主人様とペットとして、仲良く幸せに暮らしていますよ・・・
というおとぎ話なんでしょうね。
なんと切ないおとぎ話なんでしょう。
モモのあの笑顔の下に、哀しい涙が隠されているようです。

でも、おとぎ話だから、時空を超えて永遠に愛され続けるんでしょうね。


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