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April 22, 2011

マンネリは偉い!

嵐にしやがれの笑点チームや、ひみつの嵐ちゃんのミッキーたちとの嵐くんたち、
楽しかったですね。
心から楽しめました。

笑点は45年、ミッキーマウスは80年以上の歴史を生き抜き、
どちらも他のテレビ番組にはほとんど出ることがないそうですから、
嵐とのコラボは本当に貴重なものでしたね。

何百、何千、何万という番組やキャラクターが生まれては消えていく中、
これだけ長い間愛され続けているというのは、
日々の研鑽・努力・戦略の結果だと思います。
戦略の略というのは、略するということで、
あらゆるものを分析し、無駄なもの・枝葉を徹底的に除去し、
一番太い幹になる部分の、そのまた急所を見つけるのが、戦略だそうです。

だから面白いし、急所をビシッとおさえているので、
共演者も輝いてみせるんでしょうね。

笑点チームと嵐メンは、
キャラ立ちをハッキリさせて、お互いをいじりながらも品をなくさないということで共通しているし、
ミッキーとは、愛の人ということで共通していると思うのです。
ディズニーランドの再開の様子をテレビで見ましたが、
たくさんのファンはミッキーの登場に涙し、ミッキーは彼女たちを抱きしめていましたね。
嵐もミッキーも、酷いことを言われたりされたりする体験はたくさんあると思うのですが、
悲しみを自分自身が体験しているからこそ、他者の哀しみも理解でき、愛の人になれると思うのです。
つまり、嵐は、笑点チームやミッキーチームのように、広く長く愛される存在になれると思うのです。

なのに、嵐ちゃんの改悪は何なんですか?!
VIPルームやマネキンファイブなど、長い時間かけて、
無駄な枝葉をなくし、幹の急所をやっとつかみはじめたと思ったら、
津波にさらわれたように、全部なくしてしまった。

試行錯誤しながら、同じところにとどまって、深く深く掘っていくからこそ、
嵐にしかできない、他にはまねのできないブランドが出来上がるのに、
改悪後の嵐ちゃんは、誰でもできる、ただの食べ歩き番組と、
芸人さんを使えば安全パイとして受け入れてもらえるだろうという、
志の超低い恋愛コントになってしまった。
これを見て、女の子は喜ぶと思っているのでしょうか?!
ラブシーンというのは、それまでの綿密な状況設定の積み重ねがあって、
共感し、のめりこんで、ドキドキするものであって、
何年経とうと、素敵なラブシーンはずっと脳裏に刻まれているし、
何度も観てもときめくものです。

VIPルームは、以前はゲストの女性のたくさんある資質から、
変わっている、意外な、ありえない!と思わるようなものを一つピックアップして、
そこを深く掘っていって、嵐5人それぞれのキャラで反応したり、一緒にやってみるから、
毎回違った特徴のある楽しいコーナーになっていたのに、
改悪後は、10個羅列するだけで、それがどうしたの?と、
まったく関係なく、嵐二人と街散歩と食べ歩いているだけで、散漫きわまりない。
この番組にぜひゲストで呼ばれたいというのが、ステータスでしょうに、
どんどん嵐のブランド価値を落としています。

嵐は今、岐路に立たされていると思います。
さて、どちらに向かうのでしょうか?


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