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April 07, 2011

今なぜ、『ふるさと』?

今日録画してあった、NHKの“歌でつなごう被災者のみなさんへ”を見ました。

『ふるさと』を歌った紅白の映像が流れました。
美しい日本で一生懸命生きている人たち。
失って初めて気がつく宝物。
涙が出てきました。

でも、なぜ今、この映像を流すの?と疑問に思いました。

嵐とその土地土地で暮らす人たちとの交流は、
とても心温まるもので、
その素晴らしさは、『まごまご嵐』や『ニッポンの嵐』でも証明されました。

その実績を買っての紅白での『ふるさと』だったのでしょうが、
唐突な演出で、せっかくの取材も嵐の良さもあまり伝わらなかったように思うのです。

そして、今回、
「東日本大震災により、今なお不安を抱えながら暮らす皆さんに、
日本で活躍するミュージシャンの歌とメッセージを届ける。」
ということなら、
なぜ、今ではなく、過去の映像をそのまま流すのでしょう?

津波で、愛する人たちや、
日々の努力で積み上げてきたものを失い、
原発事故という人災で、長年住み慣れてきた土地が放射能におかされ、
怒りをどこにぶつけたらいいのかわからない人たちに、
二度と取り戻すことができないものを、
今、紅白という華やかな場と共に見せて、何を伝えたいというのでしょう?

地震以来、潤君が個人で発する言葉は、
どんな状況の人にも配慮した、考えに考え抜いたであろうと思われるものなのに、
NHKの『ふるさと』の扱いは、
紅白でも、今回も、よく考えず使われているようで、
残念に思います。


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