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September 19, 2010

『ニッポンの嵐』

縁あって、『ニッポンの嵐』を読むことができました。
読み応えのある素晴らしい本です。

観光ナビゲーターの一環としてなら、日本の小中学校に配布するよりも、
翻訳して海外向けの本にすべきなんじゃないの・・・と思ったのですが、
実際にこの本を読んで、(かなり時間がかかります)
日本を海外にアピールする前に、
日本人が日本の過去と現在を知り、
その可能性に誇りを持つことの方が先なんだと思いました。

大野くんのアート、相葉ちゃんの介護・福祉、潤くんの島の観光、翔くんの自然農法、
ニノのエンターティメント(任天堂&ジブリ)という、それぞれの希望に沿った日本各地の取材でしたが、
老いも若きも登場人物たちが本当に素晴らしい!

今の日本は、少子高齢化、地方の疲弊、円高による各産業の危機、その他、
いったい日本はこの先どうなっていくんだろう・・・という空気の中、
この本に登場する人たちは、自分にできることで未来を切り拓いていっているんですね。

それを、素顔の嵐メンたちが謙虚にインタビューして学んでいるんです。
どんなフィールドで、どんな状況だろうと、そこから何かを生み出し育てていくのは、
人間なんだということを痛感させられる本です。
そして、人知れず頑張っている人たちに、嵐メンが光を当てているんですね。

この本を販売すれば、購入するのはほとんどが嵐ファン。
でも、小中学校に無料配布することで、嵐ファンでない学校関係者たちがその活用方法を考えて、
新たな可能性が生まれることを期待しているのではないかと思います。

翔くんの取材の最後の言葉、
「ああいう人たちがいることを、見れて知ることができてよかった。でも、このまま、よかったで終わっちゃだめなんだけど。」
に集約されているように思います。

送られてきた小中学校は、その対処に苦慮している場合も多いでしょうから、
まずは、地元の学校に問い合わせて、例えば図書室で閲覧させてもらうなどから始めてみてはいかがでしょう。
学校と地元の人との繋がりのきっかけになるかもしれません。

そして、今の嵐がこういう仕事に関われて本当に良かったと思います。
CDが売れに売れて、TVやコンサートで大活躍だからこそ、
無料で、埋もれてしまうかもしれない日本と日本人の良さを伝えるという役目は、
きっと彼らの未来を、地に足がついた、本物の輝きにしてくれると思います。


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