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September 30, 2010

自分をだませない人

『嵐にしやがれSP』での潤くんの悩み、
”お芝居がつまんなかったとき、何て言ったらいいか?”

質問くんになればいいのに・・・って、思います。(たぶんそうしているんじゃないかと思うんだけど)
芝居を観てもらった人も、適当な褒め言葉並べるよりも、
真剣に観てくれたんだなあと喜んでくれるんじゃないかなあと思うんですよ。
違う視点にも気がつくし、
より深いコミュニケーションのきっかけになりますものね。

ふたつほめて、ひとつけなす・・・でしたっけ?
潤くんには、そんな方便は似合わない。

権威ある演出家だからとか、評判のいい芝居だからとかで、
自分の気持ちをだましちゃう人もいるかもしれないけど、
そうじゃない潤くんが好き。

自分をだませない人だから、人からも信用されるんだと思う。


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September 27, 2010

「おまえらしくやればいいんだ」

私が夏虹でよかったなあと思うのは、
頭でっかちと、欠点のように言われていたことを直さずに、
そこまでやるか?!というくらい台本を読み込み、解釈をして、
まさに頭でっかちを極めて、役を得ることができたこと。

人間なんて、どんなに人から言われたからといって、別人にはなれない。
その人にしかできないやり方で、誰にもまねのできないことをして、初めて面白い個性と思われる。

航太郎さんに言われた、「おまえらしくやればいいんだ」というのは、頭でっかちを極めることだったのでしょう。

そして、有栖川さんの、「それを全部忘れたら、その役をやらせてやる」というのは、
考えたことを全部どっかになくしてしまうのではなく、
考えに考えて、それが無意識のレベルまで自分のものにして初めて、
航太郎さんのもう一つの言葉、「もっと自由になれ」を実現できるということだと思うのです。

ですから、客席の後ろに航太郎さんの姿を見たときの感動は、彼が残してくれた言葉を体現したという、
父と子だけに通じる、心の会話が感じられたからだと思うのです。

私、潤くんも頭でっかちな俳優だと思うんです。
”質問くん”と言われるくらい、納得して演じたい人だと思うし、
知識だけでなく、あらゆることに対する好奇心、アイドルとしての様々な体験・・・
彼の頭の中にはどれだけたくさんのことが入っているだろうと思うのですが、
それが、彼の誰にも負けない特質だし、
真摯に極めてきたことが彼の無意識の血肉になって、その役ごとに、たくさんの引き出しから、自在に取り出して、
自由に羽ばたくことができると思うのです。

石橋蓮司さん、市村正親さん、夏木マリさん、伊東四朗さん・・・
あの最終回のハムレットの場を盛り上げ、引き締めてくれた、素敵なベテラン俳優の方々は、
素晴らしい存在感でしたね。
想像を絶するような修羅場を何度も経験しながら、それでも自分らしさを極めてこられたからこそ、
歳を重ねるほど、底知れぬ魅力を増しているのではないかと思います。


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September 23, 2010

『夏虹』への疑問

最終回、よかったですね~。
お父さんが客席の後ろで拍手してくれているのを見た瞬間、
そして、それを見る大雅の泣き笑いの素晴らしい表情を見たとき、
すべては、この瞬間に集結するためのドラマだったんだと思いました。
いろいろあったけど、まあいいかなって。

でも、時間が経てば経つほど、なぜヒロインの詩織をこんなにも共感を得づらいように描いたのだろう・・・
という疑問がわいてくるのです。
子持ちの視聴者が、大雅のような可愛い男の子に恋されることを妄想してドキドキさせたいのであれば、
授業参観、学童保育、夫の実家・・・などなど、
ラブストーリーでは忘れたい現実を、これでもかと見せて、盛り上がる気持ちをそのたびにペチャンコにさせてしまうのはなぜ?

子供との日常を描けば描くほど、大雅とのキスシーンなどに違和感が感じられるし、
詩織にとっては、大雅というもう一人子供が増えるだけのように思えてくるんですよね。

彼のことが好きな女性にわざわざ、彼は私のものになったのよ・・・と言いに行くのは、
ヒロインではなく、敵役がやること。

ジョー、桜、有栖川・・・と、最初、嫌なヤツに見えて人たちが、結局は魅力的なキャラになっていったのに、
詩織は、その逆なんですよね。

これって、顔とか、弁当とか、表面的なことで男はコロっとだまされるのよね。
女は、どんなに好きとか言っても、いざとなれば子供をとるのよ・・・
という、男たちに対する警告?

子供がいる未亡人との恋物語だって、描きようによっては、素敵なラブストーリーになったと思うんですよ。
ものすごくハードルが高いでしょうが、
最低条件は、ヒロインに共感し、応援したくなること。
そんなことはたくさんの脚本を書いてこられた大森さんなら、百も承知のことだと思うし、
ワークショップから最終回にかけての、大雅の役者としても成長物語が素晴らしければ素晴らしいほど、
肝心のラブストーリーとの落差に、なぜなんだろう・・・と、いつまでも疑問が残るんです。

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September 19, 2010

『ニッポンの嵐』

縁あって、『ニッポンの嵐』を読むことができました。
読み応えのある素晴らしい本です。

観光ナビゲーターの一環としてなら、日本の小中学校に配布するよりも、
翻訳して海外向けの本にすべきなんじゃないの・・・と思ったのですが、
実際にこの本を読んで、(かなり時間がかかります)
日本を海外にアピールする前に、
日本人が日本の過去と現在を知り、
その可能性に誇りを持つことの方が先なんだと思いました。

大野くんのアート、相葉ちゃんの介護・福祉、潤くんの島の観光、翔くんの自然農法、
ニノのエンターティメント(任天堂&ジブリ)という、それぞれの希望に沿った日本各地の取材でしたが、
老いも若きも登場人物たちが本当に素晴らしい!

今の日本は、少子高齢化、地方の疲弊、円高による各産業の危機、その他、
いったい日本はこの先どうなっていくんだろう・・・という空気の中、
この本に登場する人たちは、自分にできることで未来を切り拓いていっているんですね。

それを、素顔の嵐メンたちが謙虚にインタビューして学んでいるんです。
どんなフィールドで、どんな状況だろうと、そこから何かを生み出し育てていくのは、
人間なんだということを痛感させられる本です。
そして、人知れず頑張っている人たちに、嵐メンが光を当てているんですね。

この本を販売すれば、購入するのはほとんどが嵐ファン。
でも、小中学校に無料配布することで、嵐ファンでない学校関係者たちがその活用方法を考えて、
新たな可能性が生まれることを期待しているのではないかと思います。

翔くんの取材の最後の言葉、
「ああいう人たちがいることを、見れて知ることができてよかった。でも、このまま、よかったで終わっちゃだめなんだけど。」
に集約されているように思います。

送られてきた小中学校は、その対処に苦慮している場合も多いでしょうから、
まずは、地元の学校に問い合わせて、例えば図書室で閲覧させてもらうなどから始めてみてはいかがでしょう。
学校と地元の人との繋がりのきっかけになるかもしれません。

そして、今の嵐がこういう仕事に関われて本当に良かったと思います。
CDが売れに売れて、TVやコンサートで大活躍だからこそ、
無料で、埋もれてしまうかもしれない日本と日本人の良さを伝えるという役目は、
きっと彼らの未来を、地に足がついた、本物の輝きにしてくれると思います。


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September 15, 2010

大森美香さんて、もしかして。。。

有栖川さんの大雅への態度って、
実は、脚本の大森さんの潤くんへの思いではないか・・・なんて思い始めました。

手の甲に十円玉を乗せたままで、いろんなことを表現させていましたよね。
不自由を科した上で、何かを表現せよと課題を出す。

潤くんが年上女性を虜にするのは、そのたぐいまれなエロさと、賢さと、心の機微に触れる優しさ。
番宣やタイトルバックで、その魅力を存分に発揮して、年上女性とのエロい雰囲気を作り出していた。

ところが、相手が子持ちということで、エロさは禁じ手になってしまった。
しかも、精神年齢の幼さと鈍感さという、潤くんの長所の逆の設定にしてしまった。

さあ、これで年上女性を萌えさせてごらんなさいよ。
できる?

さらに相手役の年上女性を、実は女のいやらしさ満載なのに、
男たちのほとんどを虜にする、綺麗で、楚々として、しっかりしていて、完璧だと思われていると描いて、
視聴者の反感を買うように描いた。

さあ、これでラブラブ感いっぱいにしてごらんなさいよ。
あなたたちにできるかしら?

大森さんは、潤くんも竹内さんも、その長所も短所も魅力もよく知っているんだと思う。

だから、あえて手かせ足かせをしていじめてみたくなった。
いじめた先に何が見えるか?何が生まれるか?

潤くんって、いじめがいがあると思うんですよ。
有栖川さんにいじめられたときの表情、詩織に酷い言葉を投げつけられたときの切ない表情、
絶品ですもの。

そして松本潤は、どんなにいじめても、決して恨まず、そこから何かをつかんで、必ず這い上がってきますもの。


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September 10, 2010

《惜福》その後

去年の8月9日に、嵐のコンサートチケットに関して、
《惜福》ということを書きました。

”福をとりつくさず、天や将来に預けておく”という考え方ですね。

私は、第1回の国立コンサート以来、
国内のツアー参加は、1回と決めて実行しています。

そのせいかどうかはわかりませんが、
いろいろあっても、結局、幸運としか思えないことにたくさん恵まれて、
幸せな人生を送らせていただいています。

友人とダブったチケットを交換に出して、東京ドームにも行きたいなあと思うこともありますが、
潤くんもきっと、私生活を含め、様々なことを我慢し犠牲にしながら、アイドルを全うし、
私たちを幸せにするために頑張っているんだろうなあと思うと、
東京ドームはあきらめることができます。

彼が精魂込めて作ったコンサートを、
私が複数回行くよりも、一度も行けない人が行けたら、潤くんもうれしいだろうと思うので、
星フリなどでお世話になっている、チケットを持っていらっしゃらない方にお譲りしています。
潤くんや、恩義のある方の喜びが、私の幸せなんです。

人によって、何を幸せに思うか違うでしょうし、
人生は、自分が幸せだと思う方の選択の連続。
そして、選択の結果は、すぐにはわからない。
でも、福を天に預けて惜福していると思うと、穏やかな気持ちでいられます。


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September 01, 2010

泣くシーン

夏虹7話、やっとワクワク来週が待ち遠しくなりました。

ようやく、登場人物のセリフや行動が、そりゃそうよね・・・と納得できるものになりましたし、
今まで?の連続で、焦点が散らばっていたものが、ドラマとして1本の線に噛み合ってきました。

これまでの詩織は、頑張っている子持ちの未亡人で、
精神的に幼い大雅と比べると、
お姉さんか、母親か、職場のおばさんにしか見えなかったんですよ。

それが、大雅が、あきらめる・・・とか甘えた感じではなく、
「二人の幸せを祈っている」と、目の前でハッキリ別離宣言したことで、
辛い思いを乗り越えて、自らの力で成長し、
詩織の恋愛対象となりえる大人の男になったんですね。
あの時の涙を流す詩織は、女になった瞬間だと思います。

そこに桜も絡んできて、いよいよ面白くなってきました。

ところで、泣く演技についてのリンさんの疑問、
私も同じように思う時があります。
でも、泣くとか、キスとかは、前後関係に説得力があって初めて、心を打つシーンになると思うんです。
先日の夏虹での、自分に期待を寄せる新聞記事を読んだ後、
顔をそむけて泣いているのを隠そうとする・・・っていうだけで、
わかるなあ~、いいなあ~と思いましたね。
別れを告げられた後の詩織さんの泣くシーンも素敵でしたね。
大雅がうみと話す声だけと、ドアから出ていくところが画面の後ろに少し入っているという抑えた演出、
そして、詩織の気持ちへの視聴者の共感があって、
素敵なシーンになっていたんだと思います。

天才的に、いつでもボロボロ涙を流せる俳優さんもいらっしゃるようですが、
ほとんどの俳優さんは、潤くん同様、泣く説得力のある状況があってはじめて、いい泣きのシーンを作ることができるんだと思うんです。
もし潤くんの泣きのシーンで引いてしまうことがあれば、演技というよりも説得力を持つ要素が足りないんだと思います。

素晴らしい!と思ったのは、
ごくせんの最終回、、ヤンクミの演説を聞いた後、すれ違いざまに目のふちから落ちた一粒の涙と、
スマイルの最終回、死刑執行の部屋に連れて行かれるときの泣き崩れた姿ですね。
どちらも、潤くんの泣くという行為に頼るだけでない、
スタッフの総力をあげて作り上げた名シーンだと思います。

まゆきさんの、女の子に着てほしい服~のマネキンファイブ、いいですね~。
自分との勝負デートに来てほしい服、パーティに一緒に行くときの服、ウェディングドレスはこんなの・・・とか、
ギャ~。(妄想)

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