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April 15, 2010

~せずにはいられない人たち

わが家の歴史は、いろいろ悩んだり考えたりするんだけど、
結局は、無意識のパターンに沿った行動をせずにはいられない人たちの歴史でもあったように思う。

八女家を助けてはクビになり続けるつるちゃん。
事業を考えついては、失敗するお父さん。
それでも懲りずに胡散臭い儲け話を持ってくる古賀くん。
自分のことを棚にあげて、娘に説教するお母さん。
次々に愛人を作る鬼塚さん。
場を冷やすことを言わずにはいられない阿野さん。
右だか左だかわからなくなっても、社会の暗部にひきずりこまれていく大浦さん。

そして、ゆかりさんは、不特定多数の男にチヤホヤされることが安住の場だったのではないかと思う。
お見合い話を厭がって、義男に手紙を出して呼んだのも、
もしかしたら、義男と一緒になることよりも、一人の男性と結婚することから逃れるためだったのではないか。
だから、洞爺丸の遭難事故から生き残っても、義男の元には行かなかったのではないか。
血を吐いて、自分の体の危機を感じたときになって、また義男を呼び寄せて、
ベッドに横たわって涙を落したけれど、
元気になったら、また去っていった。
必ず帰ってくる・・・と手紙を残したのも、ある意味残酷だと思う。
こういう手紙を残せば、義男はいつまでも自分を待っているとわかっていて、
主導権は常に自分にあって、自分は自由でいられる。
最後、客が男性ばかりの食堂で生き生き働いていたのも、彼女の無意識の選択ではないかと思う。


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