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March 17, 2010

それ以上近づいたら傷つけるぞ。

旬くんがラジオで、ごくせんの時の潤くんを、
「おまえ、それ以上近づいたら傷つけるぞ」とか、
「触ったら、おれ血だらけになるんじゃないかと思った」
と言っていて、
このときの彼の様子が、目に浮かぶようです。

ごくせん前の彼は、真夜中の嵐などでおなじみのヘタレキャラ。

そんな彼に、沢田慎というクールで頭の良い不良のリーダーの役がきた。
彼の可能性に期待してくれる人がいるからこそのキャスティングでしょうし、
チャンスというのは、滅多にあるものではない。

不良5人グループの一人ではなく、他とは圧倒的に違うオーラが必要な役。
今までの嵐のニコニコ・ヘタレの松本潤を払しょくしなくてはならない。
周りとの調和より、まずは沢田慎としてキチッと立つことが先決。

触ったら血だらけにされるのではないかという危うさが、被写体として刺激的な存在になり、
カメラマンや演出者を虜にしていったのではないかと思う。
これ以上近づいたら傷つけるぞオーラが、あの壮絶なまでの美しさを生んだと思うし、
そこはかとない孤独感や渇望感を醸しだしていた。

そんな唯一無二の沢田慎がドラマの中で息づき、
ヤンクミを知ることで成長していっていた。

その沢田慎に、私は再放送で偶然出会った。
全人生で、こんな凄い俳優は見たことがなかった。
私にとっては全く知らない若者の、高潔な魂がなんと魅力的だったことか。

あれから8年。
松本潤は、制作現場で中心的役割を果たすようになり、
いろんな立場の人たちへの気配りのできる大人になった。

でも、もう一度、周りへの気配りを一切捨て、
どんなに嫌われても、
近づくと血見るぞ!という迫力で役に入り込んでいる彼を見たい気がする。
きっと、それが新たな松本潤への脱皮になるのではないかと思う。

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