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December 21, 2009

オリジナル作品の難しさ

夕べ最終回だったドラマ『Jin~仁』、久々に面白いドラマを見せてもらいました。
視聴率がいいとか人気だとか言うので見てみても、
どこがおもしろいのかわからないドラマが多い中、
Jinはプロのドラマ作り、大人の、しかもエンターティメント性あふれるドラマを堪能させてもらいました。

『スマイル』も『Jin』も、未知の世界に挑んだ野心作ですが、
大きな違いは原作があるかないかだと思うんです。

Jinも花男も、原作漫画をドラマ化したTBSの成功作ですが、
原作漫画があると、スタッフ・キャストみな、共通したイメージの基盤があって、
同じ土俵で話し合ったり、アイディアを出し合ったりして、
整理しながら、新たな世界を組み立てていくことができると思うのです。

TVライフの宅間さんのスマイルについてのコメントを読ませていただきましたが、
「自分の信念を貫いた」ことに後悔がないようなことを言っていましたね。
その信念をスタッフ・キャスト全員で心底共有できていれば、
もっと整理のついたわかりやすいドラマになっていたのではないかと思うのです。
原作がないことで、そのドラマ観をまずは作り手全員に理解してもらい、
それを徹底することから始めなくてはならないオリジナル作品は、
意欲的であればあるほど、斬新であればあるほど難しいだろうなあと思いました。


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