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July 29, 2009

ジャングルのようなドラマ

先日、私が古瀬刑事を懲らしめる夢を見たんです。
目を覚ましてから、いったい私ってどういう人間なんだろう?と、自問自答してしまいましたよ。(笑)

そして、中学生のまりこさんが、このドラマを見て検事になろうと決めた気持ちが、
少しわかったような気がしました。
現実は、信じがたいこと、想像をぜっするようなこと、善悪の区別の難しいこと、
その他、ありとあらゆることが、渾然として起こるし、存在する。
人間も、立場や状況が変われば、言うことも、することも変わってくる。
そういう中にあって、真実とは何か? 本当に大事なことは何なのか?
それを探究する仕事をしたいと思われたのではないかしらと想像しています。

以前インタビューで、岡田准一くんが、
「宝物はジャングルの中にある」と言っていましたが、
彼も、宝物を探し求めて芸能界で仕事をしているのでしょうね。

星フリのアンケートで、私は、好きな作品の1位を『ごくせん』にするか『スマイル』にするか迷いました。
『ごくせん』は、標識の整備された舗装道路であって、途中、給水所もあれば、休憩して景色を楽しめる場所もある。
標識通りに進めば、誰でも感動のゴールにたどり着ける。

でも『スマイル』はジャングル。
次々と現れる木々を払いのけ、獰猛な動物に襲われ、道に迷い、
危ない足元をふらふら進まなくてはならない。

結局私は『スマイル』を1位に選びました。
混沌の中をさまよい、様々な傷を受け、疲労困憊して、やっとたどり着いた時、輝ける宝物が迎えてくれました。
めげてもめげても立ち上がり、考え、そこからやっと真実のかけらが見えてきて、自分が傷ついて初めて知る人の痛み。

こういうドラマを作った、スタッフ・キャストの勇気を賞賛いたします。
だって、多くの人は傷つきたくないし、楽に楽しみたいですから。
視聴率第一のテレビ界にあって、フェアウェイの狭い作品になるであろうことは、制作前からわかっていたことでしょうからね。

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ステルス戦闘機

沢村一樹さんの宿題くん、楽しかったですね~。
久々にリピートしましたよ。
特に、ごくせんの頃の話や、F22戦闘機に例えたところなんか、
潤くんの表情の変化を、画面に食いつくように見ましたよ。(ヤラシイおばさんです)

レーダーに感知されにくいステルス戦闘機のF22に例えたのは、
写真誌に撮られないことも含んでのことかしら・・・とか、余計な深読みをしたりして。。。

それにしても、沢村一樹さんといい、高畑淳子さんといい、
厳しい芸能界を、様々な時期を生き抜いて、今まさに輝いて活躍している俳優さんというのは、凄いですね~。
自分をネタに笑わせることもできるし、アイドル一人一人の特徴を的確にとらえて、それを自分だけの言葉で表現する。
素晴らしいの一言です。

エロネタって、ひとつ間違うと下品になるし、イメージダウンが大きいから、
これまで培ってきた品性がものを言うんだよね。
清濁併せのみながら、耐え難きを耐え、努力を積み重ねて、
でも、表舞台では開き直って、人を楽しませることに徹しているのかなあ・・・なんて思います。

今度はぜひ、中井貴一さんに登場していただきたいなあと思います。
彼のエロトークもレベルが高そうですもの。

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July 28, 2009

闘う男。

VS嵐、全国放送、本当にうれしいです。
星フリを始めて、最初にやったことが、あら技の全国放送実現BBSでしたからね。
その前の”なまあらし”の初回放送の視聴率が1%台だったという話も聞いていますので、
感慨深いものがあります。
でも、嵐の品性で素人の方の魅力も引き出し、他に類を見ないような、嵐だからこその良質な番組であった、”まごまご嵐”ではなく、
まさに今の時代のバラエティの主流をいくようなVS嵐での全国放送決定というのは、
テレビで生きる者としての宿命なのでしょうか。

26時間TVでの、島田伸介さんと潤くんの生放送対決、ドキドキしましたね。
2度目の対決相手に潤くんを指名したのは、台本通りなのかもしれませんが、
戦う相手として歯ごたえのありそうな潤くんを選んだような気がしてうれしかったです。
伸介さんのお嬢さんが潤くんファンというような話も聞いたのですが、
ものすごく勉強ができるということで自慢の娘さんだった彼女でしょうか?
可愛い娘の心のアイドルに敵愾心を燃やしたのでしょうか。

いずれにしても潤くんは、ゆるキャラの嵐の中にあって、
外の敵と戦う闘争心がありますし、結果も出す、
頼もしい男の中の男です。


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July 25, 2009

人生経験豊富な女性を落とすには。。。

今日、高畑淳子さんのホストロワイヤル見ました。
面白かったですね~。
私、今をときめく嵐が、なんでおばさんを持ちあげるホストをやんなきゃいけないのよ~
と、イマイチ面白いと思えないコーナーでしたが、
今回の細川茂樹さん、相葉ちゃん、高畑さんのトリオは最高でしたねえ。
高畑さんが女優の仮面をかなぐり捨てて、捨て身で盛り上げてくれたおかげですが、
養ってあげる・飼ってあげるのトンチンカンホスト二人には爆笑してしまいました。

潤くんがやけに真剣にくいついて見ているような気がして、
この年代の女性を落とすには何がポイントか・・・と、研究しているような気がして、
うふふ・・・でした。

今日のVS嵐、いやBBQ嵐では、潤くんが鍋奉行ならぬ、BBQ奉行みたいに、
一人で網と肉を管理していて、あとの4人が、松潤にまかせときゃいいよ・・・的に手を出さないのが、
日頃の関係が垣間見えるようで、なんか面白かったです。


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July 24, 2009

嵐も星フリもホームであってほしい。

昨夜のNEWS ZEROで、
サーフィン大好きな坂口憲二さんが、都会を離れて住居を移したそうで、
こういう仕事をしていると、人間は嘘もつくけど、
自然は正直だから、正直な海と対峙するサーフィンが好きだ・・・というようなことを言っていました。
サーフィン大好きな潤くんも、そうなのかなあ・・・と思っていたら、
今日立ち読みしたMYOJOで、
5年後の自分ということで、都会以外の海や山の近くで暮らしていたい・・・というようなことを言っていて、
ふ~ん・・・でした。

ananの方では、潤くん、
「嵐は、皆にとってホームのようでありたい」とのこと。
嵐のメンバーにとっても、ファンにとっても居心地のいい場所でありたいと。

私は、彼のこういう考え方が凄く好きなんです。
居心地のよい場所であるということは、それぞれがありのままの自分でいられて、
それをお互いが許容し合う関係ですよね。
こうでなくてはいけないと互いを縛らず、自立した者同士として、お互いを尊重し合う。

星フリもそうであってほしいと願っています。
ですから私は、よそ様からどう思われようと、思ったこと、考えたことをそのまま書いていますし、
他の方もそうであってほしいと思っています。
たくさんの視点が集まってくることで、潤くんや嵐にとっての参考になる何かが見えてくるかもしれませんし、
思うことを星フリに書くことで、整理がついたり、癒しになったりすると思うのです。

ということで、明後日の26日(日)がドラマ『スマイル』のアンケートの締切ですが、
ファンの中でも賛否があったこのドラマ(それにしては、ザ・テレビジョンも日刊ドラマグランプリも読者投票では4部門1位なのは、?ですが)、
それぞれの思いのたけをアンケートに書いてくださいませ。
AJSだけでなく、TBSの制作者にも印刷して届けますので、貴重な資料になると思います。
http://www5.rocketbbs.com/151/matsujun.html

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July 22, 2009

最終回を知ってから観た第1話

今日、久々に第1話を観て、ビックリしました。

おなじみのストーリーのはずだったのに、今日観た第1話は、
まるで3Dメガネをかけて観た映画のように、立体的な奥行きを持って、
すごい迫力で、グイグイと迫ってきたのです。

以前見た時は、まだ1話しか知らなくて、
平面的なストーリーに、雑多なエピソードが詰まっている印象だったのに、
ビトにとってフィリピン野郎という言葉が持つ意味、
外国人登録証を突然見せるように言われることの痛み、
2015年の拘置所でのビトの笑顔の裏の苦しみ、
花がビトにあげたブタさんの意味、
あんな恐ろしい林の両親の様子、
そういうたくさんの人物や事象の背景や過去や未来を知った今となっては、
このドラマは、とんでもなく大きなスケールを持つ、たいへんな力作なんだと思いました。

初見のときは、オドオドしているだけのように思えたビトが、
彼にとって古瀬刑事や警察がどんなに恐ろしいものであるかわかった今は、
その一つ一つの恐怖の表情がものすごくリアルで、
とにかく逃げた気持ちがとてもよくわかる。

そして、育児放棄され、7年も冤罪で服役していたビトにとっては、
町村夫妻は、やっと得ることができた初めての親で、
フィリピン人のハーフでも信じてもらえる?と泣きじゃくるビトは、
実年齢は26歳でも、親子の関係においては、おさなごのようなものだと思いました。
林の罪を着せられて服役していた彼は、何を考えて7年間を過ごしたのだろうか。
もしかして、何も考えず、精神的成長もせずにいることで、なんとか日々をやり過ごしていたのかもしれない・・・などと思いました。

最終回まで観た今は、何重にも入り組んだ構造がハッキリ理解できて、素晴らしいドラマだったと思えるけれど、
フィリピン人とのハーフの松潤と失声症のガッキーの『スマイル』というタイトルの新ドラマという予備知識だけで、
差別や偏見が実際にあるという知識もなく、親もなく服役が長かった人の心情もわからず、主人公が死刑になるかもしれないことに対する心の準備もできていない視聴者にとっては、
受け入れがたく思う人がたくさんいたというのも、仕方がないことかなと思います。

ドラマの作りとしては意欲的な斬新さで面白かったですが、
もし、古い出来事から順番に、主人公の心情の変化を追っていくストーリーだったとしたら、
このドラマは、どういう受け止められ方をしただろうか・・・とも思います。

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July 19, 2009

請う!レベルアップした耕二。

AJSのエロい夢を見たいと願って、そういう夢を見れたという潤くん。
もしかして、東京タワーのとき寺島しのぶねえさんに、「経験豊富なのね・・・」って言われたのは、
夢の中で経験豊富だったのかしら?
なんて、バカなことを考えたりしたけど、
こういうことって、誰が言うかが問題なんだよね。

ひみつの嵐ちゃんで、知らない方が幸せだった秘密(?)でしたっけ?
ブラジャーとか、下着とか、またまたエロ男子注目のテーマに食いつくんだけど、
そのお姿が、まあキリリと見目麗しく、仕事もバリバリできそうな、文句のつけようのないかっこよさ。
そんな潤様だから、どんなにエロに食いついても、綺麗だなあ・・・とほれぼれしちゃうんですよ。
まあ、そういう他に類をみない特殊技能を生かして、
大幅レベルアップした耕二タイプを、近々ぜひ観せていただきたいと思うわけですよ。
今だったら、ビトとのギャップが激しくて、カタルシスを得ること間違いナシ。

そんな私ですが、夕べ、潤くんのまねをして、こういう夢を見たいなあと横になってから願ったら、
見れましたよ!
でも、私の場合、息子たちの小さい頃の夢。
これって、眠る前に潜在意識に働きかけることで、選ばれた潜在意識が夢になって現れるってことかしらね。。。


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参考までに。。。

参考までに、私がDVDに添付した手紙を載せさせていただきます。

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先日、爆笑問題さんとの番組で、裁判員制度について興味深く拝見させていただきました。
そこで、陪審員制度や裁判員制度の面白い映画やドラマが日本にはないとおっしゃっておられましたので、
TBSがこの4月~6月まで放映したドラマ『スマイル』のDVDをお送りさせていただきます。
人種差別・偏見・裁判員制度・死刑制度などを扱ったもので、東京弁護士会の落合洋司弁護士が法律監修しています。

TBSの公式HPには、たくさんの中学生たちの、感動した、いろいろなことを考えさせられたという投稿であふれ、
社会の問題を真剣に考えたい次世代を担う若者たちがたくさんいるのだと思いました。

全11話は長すぎるので、10話、最終話の最後の2回分だけでも、十分すぎるほどの問題提起があります。

1~9話までのあらすじは、↓です。

日本人とフィリピン人のハーフの早川ビト(松本潤)は、日本人の母親から育児放棄され、
中卒後、働き始めたが、林誠司(小栗旬)の不良グループに入る。

林の殺人の罪を、林の父親が警察のトップにいたことから、ビトのせいにされ、
ビトは冤罪で6年間少年院にいた。

出所後、保護司でもある町村フーズの社長夫妻に雇われ、
多国籍レストランを作ることを夢見て頑張っていた。

三島花(新垣結衣)は、父親がマルチ商法の詐欺で服役中で、
ビトに恋をして、町村フーズで一緒に働いていた。

林も別の罪で服役していたが、出所後、更生したいと言ってビトをだまし、
交番から拳銃を奪い、恨みをいだいていたやくざを殺すようにビトに命じる。
言うことをきかなければ、花はどうなってもしらないと脅され、
ビトは林を撃ち殺す。(7話)

裁判が始まり(9話)、裁判員は↓の6人。
私立高校教師の 冷牟田 (浅野和之)、トラック運転手の 叶 (モロ師岡)、海外生活の経験があるエリート商社マン・真田 (忍成修吾)、専業主婦の 徳島 (大島蓉子)、出版社勤務のキャリアウーマン・掛井 (櫻井淳子)、妊娠5ヶ月で専業主婦の柴田 (酒井若菜) 。

*物語は2009年だが、2015年にビトは拘置所にいて(長髪・白いTシャツ)、弁護士(中井貴一)や刑務官(勝村政信)と明るく笑っている場面が何度も挿入されるので、
2009年と2015年のシーンの区別をしっかりしないとわかりづらいかもしれません。

はなはだ勝手ではありますが、DVD4枚でお送りいたしますので、
ご活用いただければと思います。

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弁護士会や法科大学院に送りませんか。

私は、公式BBSに投稿するつもりはまったくありませんでした。
潤くんファンの中には、この星フリのスマイルBBSと公式BBSの両方を読んでいて、
何かを感じ、自分の中で咀嚼し、どちらかの、あるいは両方のBBSに書き込まれるだろうから、
私は、星フリだけに書けばいいと思っていました。

それが、最後に公式BBSに書いたのは、
弁護士や法律の専門の先生にスマイルDVDを送ったということを、できるだけ多くの方に伝えたいと思ったからです。

ファンの中では賛否のあったドラマですが、
私が知る限り、ファン以外でこのドラマを見た人には好評で、
特に、社会的にも活躍されていて、私が尊敬する方々が絶賛されているのです。

そして、先日NHKの爆笑問題の番組で、一橋大学法科大学院の後藤昭教授が、
裁判員制度のことで出演されていて、
アメリカには、『12人の怒れる男たち』という陪審員制度を扱った素晴らしい映画があるのに、
日本にはないのが残念だというようなことをおっしゃっていたのです。

作品の価値を決めるのは、制作側ではなく、視聴者側です。
そして、その価値を認めても、それを広める努力をする人間がいなければ、
埋もれてしまいます。
特に『スマイル』は、アイドルドラマとして、最初から相手にされない可能性が高いと思うのです。

今は、裁判員制度の導入時期で、ドラマとして楽しみながら学ぶ教材が必要とされていると思うのです。
しかも、『12人の怒れる男たち』は、裁く側の視点からの映画ですが、
『スマイル』は、裁かれる側からのドラマで、しかも死刑判決を受けた人間の恐怖も描かれています。

そこで、皆様に提案です。
『スマイル』のDVDを、各地の弁護士会や、法科大学院に送りませんか。

弁護士会所属弁護士は、各種のボランティア活動が義務づけられているそうで、
その中には、中学などに出向いて授業をやることもあるそうです。
法科大学院には、法曹家を目指す人たちが学んでいて、
このドラマを見て、何を感じるかは人それぞれでしょうが、
ビトが折り続けたブタの折り紙や、死刑執行の部屋に連れていかれる時の泣き崩れる様子などが、
頭の中にインプットされると思うのです。

こういう活動をすることが、今後どのようなことに結びついていくかわかりませんが、
誰かが第1歩を踏み出さなければ、何も始まらないと思うのです。

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誤解を招いたようで。。。

公式HPのBBSへの私の投稿、
誤解を与えてしまったようで。。。

400字以内におさめるために、削除に削除を重ねたので、
問題にされている部分の削除前の文をそのまま載せます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主人公がかっこいいヒーローではなくて、
考えの足りない行動をしたり、誠実であろうとすればするほど不器用な生き方しかできなくて、
でも愛を得ることで強くもなれて、
そんな、私たちの多くが持っているであろう要素を持った、たよりない人間が事件に巻き込まれるドラマ。
そういう正解がないものだからこそ討論の材料にふさわしいと思うのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、”しか”は、”誠実であろうとすればするほど不器用な生き方”にだけかかっていて、
”考えの足りない行動”にはかかっていないんです。

削除を重ねたために起きてしまった紛らわしさで、申し訳ありませんでした。

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July 18, 2009

社会的役割を担うドラマ

まだ、公式BBSに書き込みができると知って、
きみぺ以来6年ぶりに、公式BBSに書き込みをしてきました。
(まきさん、ありがとうございます)

いやあ、全角400字以内でおさめることが、こんなに難しいと思わなかったですね。
何度も何度も書き直して、やっと投稿できました。

字数制限のある公式BBSに投稿してみて、制限のない星フリの『スマイルBBS』の存在意義もわかったような気がしました。

↓が私の初投稿です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<社会的役割を担ったドラマ>

エンターテイメントとして安易に殺人を描くものが多い中、
人を殺すに至るまでの心情と深い後悔、
死を持って罪を償おうとするが、その恐怖との闘いなどを丁寧に描いた、
志の高いドラマだと思います。

不完全な人間が他人を裁く怖さを実感し、
学ばなくてはならないことが無数にあると思わせてくれました。

このドラマのDVDを知りあいの弁護士とテレビで裁判員制度の解説をした大学の先生に送りました。
1~9話のあらすじを書いて、10話と最終話だけでも中高大生の討論の材料に活用してほしいと。

主人公が、考えの足りない行動や不器用な生き方しかできなくて、
正解がないからこそ討論の材料にふさわしいと思うのです。
様々な偏見、親子問題、法のもとで生きるとはなどの問題提起も含まれ、
厳しい人生を歩んだからこそ知る真の喜び。

『スマイル』は、単なるドラマから社会的役割を果たす存在に成長すると期待しています。

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July 15, 2009

都合のいい男

久々のメインBBSですが、ブラジルからをはじめ、新しい方が続々と登場されてうれしいです。

先日のごくせんSP、7年前のドラマの総集編とコメントをする現在の潤くんとの違いを見て、
いい男になったなあ・・・と惚れぼれ。。。

ごくせんの慎を見ていなかったら、私の人生違っていただろうと思える存在。
今にして沢田慎の何に落ちたのか・・・と思うと、
彼の美しさだったのではないかと思う。

顔・姿・魂、その存在すべてが美しかったんだよね。
少年から男に変化する短い時期のはかなげな美しさ。
揺れ動く不安定な心が見事に表現されていた沢田慎。

あれから7年。
冬の厳しい時期を経ることで密な年輪ができて、硬い樹木になるように、
中身がしっかり詰まった男になった潤くん。

ごくせん時代は、ヤンクミに教えられ助けられていたけれど、
今は、すっかりヤンクミを乗り越えて、仲間さんのパワーのおかげとねぎらう逞しい大人の潤くん。

そして、教室内で生徒たちは、いかに自分がピックアップされるかとギラギラしていたという話。
潤くんらしい正直さだなあと思いました。
マイナスに思われそうなことを敢えてピックアップして、その空気をビビッドに伝えて、
想像力を駆り立ててくれる。

だから、ダメ嵐のときの彼女が他の男性と一緒にいるのを見たとき、
わざと「楽しんでね」とメールするという彼。
私は、全然アリですね。
彼は、ビビッドで刺激的な人間関係が好きなんですよね。
敢えて何も言わない・・・というあたりさわりのない関係は無難だけどつまんない。
「楽しんでね」とメールした後、どんな顛末が待っているかわからないけど、それを楽しみたい。
それが楽しめるような刺激的な彼女でなければ魅力がないし、
リスキィだから燃える。

それをダメ嵐と決めつける女性陣は、女にとって都合のいい無難な男を求めているの?
モテ嵐・ダメ嵐は、女を決して傷つけない都合のいい男を決める企画?
氷水に落とされるんじゃ、学習せざるを得ないよね。

でもまあ、アイドルって、現実には手に入らない都合のいい男を演じてくれる存在かもしれないなあ・・・
なんて思ったりしました。


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July 13, 2009

知らないことを自覚

イラン人の友達からのメールで、彼が日本にいたときのことを知りました。

留学生会館のウェルカムパーティで、警察官がまっすぐ彼の方にきて、
研究内容、週末何をするか、以前どういうところに住んでいたかなどたくさん聞かれ、
犯罪者扱いだと感じて寂しかったとのこと。
アメリカ人やイギリス人の留学生がたくさんいたのに彼だけ質問されたそうです。
入国管理局のスタッフにビザに関する質問をしたら、「あなたはイラン人だから答えられない」と言われたこともあるそうで、
これは日本においてだけでなく、世界中で発展途上国の人間が差別を受けやすく、特にイスラムの国の人間は、よくテロリストと思われるそうです。

そして、海外で活躍するために、彼は国籍を変えることを真剣に考えていました。

私は、日本人としてとても恥ずかしく、申し訳なく思いました。

これは、彼が職業選択という人生の一大事を考える上で避けて通れないことなので教えてくれたことで、
そういうことがなかったら、彼からこういう話を聞くことはなかったのではないかと思います。

彼の体験を教えてもらったことで、ビトが日本の警察から受けたことにリアリティを与えてくれました。
そして改めて思いました。
自分以外の人の考えていること、その歴史、経験、価値観、教えてもらわないと、何もわからないんだということ。

地球上には、60億人以上の人間が生きていて、一人一人が他人にはまったくわからない固有の世界を生きている。
でも、60億分の一の裁判員が、まったく知らない60億分の一の他人を裁かなければならない。
判断材料は、裁判で提示されたものだけ。
それ以外に無数の事実があるのに。。。
そして、提示される材料が加わるたびに、結論が変わる可能性がある。

だから、妊娠した専業主婦の人が、わからない事実が多すぎるから死刑回避・・・というのは、まっとうな反応のように私には思える。
出版社勤務の女性が、ビトに同情的だったのに、花の父親のことを知ったとたん、態度が豹変する。
取材で被害者の惨状を知っているからとのこと。
高校教師も自分の価値観を強硬に押しつけているように思える。
エリート商社マンも、行動がすべて・・・というもっともらしい意見を言っているが、すべての行動を知っているわけではない。
一見、いろいろな社会経験がありそうな人が、自分の狭い経験と価値観で死刑を求刑している。

ここに、脚本家の隠された意図があるのだろうか・・・と思う。
例えば、知らないことよりも、知っていると思っていることの方が怖いんだと。
世の中、実は知らないことだらけなんだということを自覚する必要があると。

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July 08, 2009

愛とは決意である。

エーリッヒ・フロムの、「愛するとは決意である」という言葉を思い出します。

相手が自分をどう思っているかとか、駆け引きとか、状況によって変わるとか、
そういうものではまったくなく、
どんな時でも、どんなことがあっても、相手を思う行動をする決意が愛なのだと思う。

花は、ビトを愛する決意をしたから、町村フーズに就職し、ビトがどう思うか関係なく、
彼女の想いを伝え続けた。
命がけで救おうとして、1回目は成功したが、2回目はビトに殺人を犯す結果にしてしまった。
死刑が確定したビトに、何度断られても会いに行き続け、
多国籍料理の勉強や準備をして、一人で店を開いて、ビトを待っていた。

ビトは花を守ると決意したから、林を殺す羽目になってしまった。
ビトが花の幸せを願い、花に会わない決意をしたのも、花への愛からであろう。
会ったら、その決意が揺らぐことがわかっていたから。
その代り、ブタを折り続け、抱きしめ続けた。

そういう強い二人の決意を回りの人間が知っているから、
彼らのために奔走したのだと思う。

伊東弁護士が絶対にあきらめなかったのも、ビトへの共感や愛だったのだと思うし、
北川検事が、冤罪に気づき林の父親の居場所を知らせるということは、
自分の立場を危うくする可能性もあっただろうに、正義を守るという職務への愛を決意する。
一人窓の外を見ているシーンがはさまれたことで、彼の決意までの心の動きがわかるような気がした。
町村フーズの社長の自殺も、悲しいことだけど、彼の立場からの愛の決意だったのだろう。
それを知っているから、残された者たちが必死で町村フーズを守りぬく。

そう考えると、林の母親は息子を愛していたとは言えないだろう。
自分の都合で置いてきたり、拒否したりしているのだから。
古瀬刑事が、恨みを不当に外国人に向けず、傷ついた娘を守り愛しぬく決意をしていたならば、娘さんの現状も違っていたのではないだろうか。
親が子を愛しぬく決意ができなかったことから生まれた悲劇。

生きているといろんなことが起こる。
状況に振り回され、どういう言動をとったらいいのかわからなくなることがよくある。

ドラマ『スマイル』は、現実の私たちの生活よりも事件が多すぎたけど、
自分ではどうにもならない状況に追い込まれたときの、
それぞれの人間の本質をあぶりだして、
いろいろ考えさせてくれた。

このドラマを潤くんがやってくれて、本当に良かった。
私も辛いとき、ブタの折り紙を折るビトを思い、がんばれる。
ビトは、弱くて強く、愚かで賢くて、強いものにへつらいながらも自分の信念も持っていて、がんばるほど失敗もし、愛を求めて必死で決意する、
誰の中にも住んでいる愛すべき存在なのだと思う。

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July 05, 2009

ファアウェイの狭い作品

潤くんが、AJSで『スマイル』を振り返り、ゴルフ用語を使って、
「凄くフェアウェイの狭い作品で、思いっきり打っても、何回打ったらフェアウェイの真ん中に止まるんだというような、
すごく狭いところに打つドラマだと思う」と言ったこと。
なるほど、そうだなあと思いました。

理解・共感してくれる人が狭い範囲で、
それが、年齢とか、性別とか、経験とか、何か具体的なことでターゲットが絞られるわけではなく、
どこにキャッチしてくれる人がいるかわからないから、とにかく思いっきり打ってみるしかないという、
わかる人にはわかる・・・という世界。

じゃあ、どんな人がわかってキャッチしてくれるかと言えば、
世の中、どんなこともあり得るし、
その不条理の中から生み出される哀しみに共感できる人かな・・・と思うのです。

公式のBBSを読んでいると、たくさんの中学生がこのドラマの訴えたいことを理解していて、
普段ドラマを見ないようなご主人たちがハマっているというようなことが書かれていましたね。

まだ人生経験の少ない中学生たちの方が、どんなこともあり得るんだということを受け入れられる柔軟性があり、
なまじ人生経験をした大人の方が、自分の固有の経験に縛られて拒絶反応がある。
でも、ご主人たちの中には、口には出さないけれど、社会の理不尽・不条理に耐え、或いは闘っている人たちがいるということでしょうか。

ファンの中でも、いじいじ泣いてばかりいるビトに魅力を感じない人も多かったようだけど、
いじめられて辛い思いをしている人の中には、
愛情がことのほか強く、深く物事を考えるがゆえに、不器用な生き方しかできない、
人間的にも優れ、独特な魅力を持った人が大勢いるということに思いをはせることができないのでしょうか。。。

潤くんが、このビトを懸命に演じぬいたのは、
ビトという人間に魅力を感じたからであり、
中井貴一さんが、脚本を読んで出演を決めたのも、
不条理の中を懸命に生きる哀しみを理解できる人だったからではないかと思うのです。

こういうことは、いくら説明してもわからない人にはわからない。
でもわかる者同士は、一言二言、或いは一瞬の空気で分かり合える。
中井さんが打ち上げが終わった次の日に、潤くんを自宅に招待してくれたのも、
芸能界という魑魅魍魎の世界で、分かり合える貴重な同志に出会えたからではないかと思う私です。

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July 03, 2009

プラスアルファをする人生

私は、スマイル全話、すべて泣いて観ていた。
どこの、何のシーンで・・・とハッキリ覚えていないけど、
とにかく泣いて観ていた。
社長の自殺と、林を殺した後は、
放送が終わってからも、延々と泣いていた。

ほっとしたのもつかの間で、番組の最後になるとまたドーンと落ち込む展開にはまいったけど、
つまらないとか、脚本がどうとか・・・、そんなことは1度も思ったことはなく、
ドラマの世界にどっぷり浸かっていた3か月だった。

なぜあんなに泣けたのか、よくわからない。
ビトが理不尽・不条理に巻き込まれ、それでも健気だったからなのかなあ。。。

ただ言えることは、ビトはたいていの人がしない、プラスアルファをする人間だったということ。
それが、彼の人生を悲劇にもしたし、この上ない喜びにもしたんだと思う。
例えば、花ちゃんのランドセルを高い所から取ってあげるという行為は、ほとんどの人がしたと思う。
でも、ビトは「泣かないで」と言って、ブタさんのついたハンカチをあげた。
そして、たいていの人が見て見ぬふりをするであろう万引きらしきことをした花を助けてあげた。
それが、ビトが花という恋人を得る幸福にもなったし、悲劇への引き金にもなった。
食中毒の子におはぎを作って持っていったし、
林の更生したいという言葉を信じようとして、結局殺す羽目になってしまった。
控訴を自ら取り下げて死刑を受け入れるなんてことをする人は滅多にいないだろう。
すべて自分のことより、花のことを思い、里菜ちゃんを思い、林を思い、林の母親を思ってのことだった。

自分を守るより、他者の幸福を願うビト。
それを愚かという人も多いだろう。

似たような状況にあった金太のようにふるまえば、自分も守れたし、
事件を起こすこともなかった。
でも、特に夢があるわけでもない。
それが大多数の人の生き方。

ビトは夢を持っていた。
夢がある人間は、たいていの人がしないようなプラスアルファをする。
その結果、ブザマに見えたり、バカを見たり、しなくてもいい苦労をいっぱい背負い込むことになる。

でも、こういう人は神様に愛されると思う。
だから、死刑を免れ、夢のレストランを持つことができた。

現実の潤くんも、超多忙であろう中、クランクアップする共演者たちの現場にかけつけていたそうだけど、
たいていの人がしないようなプラスアルファをする。
その結果はすぐにはわからないけれど、
そういうことの積み重ねが神様に愛され、思いがけないところで救われることがきっとあると思う私です。

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July 02, 2009

私と同年代の友人の感想。

娘さんが録画しているので、一緒に見ていた、
私と同年代の友人と今日会ったので、感想を聞きました。

「小栗旬くんがあんな役やって可哀そうだった。
あんまり強烈で、あれ以来どんな小栗旬くんを見ても、
あの恐ろしいイメージがついてしまって、そういう風にしか見えなくなってしまった。
だって更生したいって言って、いかにもそういう顔しているのに、
実は、あんな凶暴に変身するんだもん。

最終回は、まあ、所詮ドラマだなあと思ってしまった。
当日ギリギリで死刑が免れるなんていくらなんでもねえ。
でもあれで死刑になっていたら、
裁判員制度のせいで間違って死刑になってしまったことになるから、
どこからか圧力がかかったんじゃないないの?

初回から全部見たけど、まあ面白かったんじゃないの。」


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