« 私の希望 | Main | 私と同年代の友人の感想。 »

June 28, 2009

好きだよ、花ちゃん・・・。

よかった。とにかくよかったです。
バッドエンドで問題提起という終わり方もあったのかもしれませんが、
これまでのビトの人生があまりに悲惨すぎたから、
救いのラストで、正義は証明される・・・という希望に満ちたものになって、
本当によかった。

偏見・差別、裁判員制度、死刑制度・・・と次から次へと問題が提示され、
何がテーマなのかわからない感じでしたが、
新聞紙箱いっぱいのブタの折り紙を見たとき、これが根底を流れるテーマだったんだと思いました。
つまり愛の力ですね。
花ちゃんを想うことで、不安と恐怖に耐えながら、
表面的にはさわやかな笑顔を保ち、花ちゃんには自分と関係ない人生で幸せになってほしいと言っていた。
でも一馬と柏木刑務官は、ビトの花ちゃんへの一途な気持ちを知っていた。
一馬と柏木のおかげで死刑を免れたように見えるが、
実は彼らの心を動かし、行動に駆り立てたのは、ビトと花ちゃんの心根の美しさだったと思うのね。
こんなビトを絶対に死なせてはならないと思わせる何かを持っていたんだと思う。

つまり、どんなに理不尽なことが次々と起こっても、
理解しがたい矛盾に満ちた行動をしても、
魂の奥の奥にある美しいものを信じてもらえるかどうか・・・
それが、人生を、そして究極的には生と死を分けるということ。

好きだよ、花ちゃん・・・。
たったこれだけの言葉を口にするのに、どれほど涙の日日を過ごしたことだろうか。
ガラス越しの手と手を合わせた再会の場面。
潤くんの泣き顔がブサイクであればあるほど、花ちゃんを想う気持ち・生への渇望が伝わってきて、
心をわしづかみにされました。

こんな素晴らしいドラマに主演できて、本当に良かったね、潤くん。
そして、スタッフ・キャストのすべての方々に感謝です。

|

« 私の希望 | Main | 私と同年代の友人の感想。 »