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May 28, 2009

取扱注意のドラマ

椎名林檎さんが主題歌を作るにあたってプロットを読んだとき、
こんな取扱注意の議題ばかりのドラマを作っていいのかと思ったけど、
後出しじゃんけんじゃなくて、鉄は熱いうちに打てという覚悟と勇気に共鳴して、
参加したいと思った・・・というようなことをオリスタで言っていましたね。

ああ、クリエーターという人というのはそういうものなんだなあと思いました。
後出しじゃんけんじゃ、どんなに完璧なものでもクリエイトではない。
取扱注意で、誰もが手を出せないものにチャレンジするからこそ、
創る意欲がわくということでしょうか。

ふと、潤くんがムービングステージを創り出したことを思い起こしました。
客席の上を動く透明ステージという発想は素晴らしいけれど、
その安全性をめぐって、大阪市のお役人たちの前で実演し説得して日の目を見たわけですが、
それ以前に、事務所を説得し制作してもらわなければならなかったでしょうし、
私たちがコンサートを感動とともに楽しめるようになるまで、
当然巻き起こったであろう取扱注意の渦の中で、
自らのアイディアを推し進めていった彼の確固たる意志に改めて感銘を受けます。

その成功があったから、天井の逆さ歩きも実現できたし、
国立競技場の聖火の炎の中で踊り、階段を滑り降りる装置も作れたのでしょう。

そういう彼のスピリットが、ドラマ『スマイル』へ挑戦させていると思うのです。
怖いものなしなのではなく、
ものすごく怖いんだけど、それを克服し実現できたときの喜びを知っているのだと思います。

そういうチャンスを与えてくれたプロデューサーと脚本家に感謝です。
そして、そういうドラマの進行をハラハラドキドキしながら一緒に体験させてもらえる幸せを実感しています。

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