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May 31, 2009

町村フーズの社長への恩返し?

更生したいという林に、一人で話がしたいとついていくビト、
これが最後だからという林の代わりに、財布を失くした届出をするビト、
客観的に見たら、バカとしか言いようがない。

でも、私には、
町村フーズの社長がビトを信じてくれたように、
ビトも林を信じなくてはいけないと思ったのではないかと思えるのです。

林もビトも親に捨てられた者同士。
でも、ビトは町村フーズの社長という親以上の存在で救われた。
どんなことがあっても、前科者の自分を信じ、共感し、励ましてくれた。
その恩に報いるために、かつての自分に似た林を信じなくてはならないという使命感にとらわれたのではないかと思うのです。

一見、弱くて愚かなビトと、強くてずる賢い林だけど、
ありのままの自分で多くの人に愛されるビトと、
力を誇示し、人を屈服させればさせるほど、人が離れていってしまう林。
内面の強さは、外見とは逆なのではないか?

ほとんどの人は金太のように賢くふるまい、難を逃れようとするだろうけど、
キング牧師にしろ、何かを成し遂げる人は、はたからは愚かと思えることを愚直にやりぬく。
その結果、苦難の人生や暗殺が待っていたりするけど、
そんなことは覚悟の上。
それでも、自分を信じ、人を信じる。
町村フーズの社長もそういう人で、
そういう人に育てられたビトも、無意識にそういう道を選んでいるのかもしれない。

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