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May 02, 2009

はあ、どうしたらいいんでしょうね。。。

ドラマの世界って、冷静に考えたら、ありえないことだらけで成り立っているんですよね。
でも、それがドラマとして成り立っているのは、
視聴者がそのドラマワールドに違和感なく引き込まれて、
現実ではない異世界を楽しむことができるから。

実話を基にしたドラマや映画も、普通に考えたらありえないようなことが実際にあったから、
つくられるんだと思うんですよ。

ホームドラマであろうと、刑事ドラマであろうと、恋愛ドラマであろうと、社会派ドラマであろうと、時代劇であろうと、
そのありえない世界を楽しめるかどうかは、
核となるガッチリとした世界観があって、登場人物がその中で生き生きと生きているように感じられるかどうかだと思うんです。

でも『スマイル』は欲張りすぎて、その核となる世界観が確立していないんですね。

食中毒の子に、おはぎを作って持っていく・・・なんて、まともな神経を持っていたら絶対やらないようなことをするビトは、
その悲惨な親子関係と長い間の少年院生活で、普通に生活していたら当然身につくような感覚がなくて、
一生懸命やればやるほど裏目に出てしまう人間で、
花もそのトラウマなどのため、似たような感覚を持つビトに惹かれるんだというコンセプトがあれば、
それはそれでドラマとして成り立つんだと思うんですよ。

でも、差別とか偏見とか冤罪とか、他の要素がありすぎて、
なんとか話についていって、その世界を楽しんでいると、
突然、別のありえない話が飛び込んできて(コンビニ強盗退治とか、食中毒にのんきな町村フーズとか)、
夢からさめて、現実に引き戻されるような。。。


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