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April 13, 2009

エンターティメントと仕事

三国志にも興味があったし、夕べの『レッドクリフ』を地上波で見ました。
あまりにリアルな殺戮シーンの連続に、私には無理・・・と、途中で観るのをギブアップしました。

日中、何気にテレビをつけていたら、監督のジョン・ウーについて、
ニューヨークの貧しい家庭の育ちで、母親からいつも、「貧しいことは恥じてはいけない。志のないことを恥じなさい。」と言われ、
よく映画に連れていってもらったとのこと。
そして、教会に通っていたことから、篤志家の援助を受けて大学を卒業したことなどが紹介されていました。
そういう人が、三国志を描くのに、あのような表現を多用するのは、彼の嗜好なのか、

それとも、その方が興業成績がよいからなのか。。。

私、エンターテイメントって、観る者を幸せにするものだと思うんです。
自分では気がつかない、心の奥に潜む何かが刺激されて、
涙したり、興奮したり、考えさせられたりして、
わあ、面白いなあ、楽しいなあとワクワクすることだと思うのね。
だから、レッドクリフのような残虐シーン満載の映画が世界中で大ヒットしているということは、
そういうものを喜ぶ何かを、心の奥底に秘めている人がたくさんいるということなんでしょうね。

そして、仕事の本質も、エンターティメントと同じく、人を幸せにすることだと思うんです。

ニノの『Door to door』も、
”仕事とは、自分で考えて実行して人を幸せにすることなんだよ”ということを、
脳性まひのヒデちゃんと加藤ローサちゃんを通して伝えてくれたドラマだと思うのです。

最近の雑誌ananでの潤くんの言葉、
「コンサートの演出を考えるとき、煮詰まりっぱなし。無駄なんじゃないかってくらい考える。でもそれは無駄じゃなくて、
最終的に説得力につながる。いろんなプランを検討した結果、自分はこう思うと周囲に対して自信を持ってアピールできるし、
少々反論されても揺るがない自分でいられる。」

その結果が、あの素晴らしい、国立競技場でのコンサートですね。
考えに考え、練りに練られたコンサートは、超シンプルなのに圧倒的な興奮をもたらしてくれた。
それは、高い聖火台に、炎をバックに突然現れて踊り、
人間の脚でかけ昇るものと思っていた聖火までの階段を、炎とともに機械で滑り降りる。

そして、暮れゆく夕空、月、新宿の高層ビル群などの輝きも背景として、
人間の五感をフルに刺激してくれる。

DVDで観る潤くんのソロは、大興奮の7万人の観客を前に、
恍惚としたエロい表情を見せていましたね。
頭で考え抜き、その結果の喜びを体で表現する。
この歓喜を知ってしまった彼は、さらに考え抜くことをやめないでしょうね。

今までの嵐がそうであったように、これからも、
生きる喜び、立ち上がる勇気、一人一人の魂の美しさを表現してほしい。
天使と悪魔の両方を合わせもつのが人間であったとしても、
悪魔の部分は、あくまでも隠し味であってほしいと、
映画『レッドクリフ』を観て思いました。

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