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November 09, 2007

決して負けいくさをしない。

相葉ちゃんの舞台『忘れられない人』を観てきました。
何の予備知識もなく観ましたが、しみじみと心に染みいるとてもいい舞台でした。
相葉ちゃんは、アダムの耐え難いであろう辛さがビンビンギシギシ伝わってきて、私まで苦しくなりました。
そして加藤夏希ちゃんのキャロラインは、明るく振る舞えば振る舞うほど、彼女の優しさ・切なさが伝わってきて、
二人とも、素晴らしいキャスティングでした。

で、潤くんファンの私は、夏コンのどこかのMCで、相葉ちゃんの相手役が加藤さんだと知った時、「夏希ちゃんが出るんだ・・・」とかボソっと言った潤くんがすごく印象的なんですよ。
だって、花男リターンズの後、彼女はトーク番組で潤くんとのキスシーンのことをうれしそうに頻繁に話しているのに、
潤くんは、ファンがとっくに知っている相葉ちゃんと彼女の共演を、コンサート中のMCで知ったという感じで、
共演女優さんとの関係性って、そんなもんなんだ・・・と思ったわけです。

ところで『シネマスクエア』、やっと読みましたが、あらゆることを乗り越えてきた者の平常心のような、淡々とした印象を受けました。
過去はすべて整理がついていて、視線は静かに前だけを向いている。
でもそれは、これから獲物に飛びかかろうとする前の静寂とでもいう感じで、内に秘めた野獣の燃えさかるエロスが感じられて、ドキドキしてしまいます。

『隠し砦の三悪人』のオリジナルに勝つ気もないし、闘うつもりもないと言っていますが、
私は、彼は決して負け戦をしない人だと思っています。
それが、完全リメイクをしますけどやりますか?と聞かれれば、やりませんと答えるということだと思うのです。

そして、勝つことにこだわらなくても、負けないためにはあらゆる手段を講じるタイプだと思うのです。
妥協もするし、人の意見も聞くし、そして、目指すところは共存共栄なのではないでしょうか。
ムービングステージにしろ、MJウォークにしろ、自分が考案したのに、手柄を独り占めしようなんてさらさら考えていないようですし、
こういう人は、一人勝ちもしないけど、日本人が好きな悲劇の主人公にもならないし、状況がどう変化しても、どんな環境に身を置いても、頭脳とハートをフル回転させて、やりたいことをキッチリやり遂げるでしょうね。


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