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August 21, 2007

松本潤は、私の夢なんです。

鹿児島から帰ってきました。

コンサートの次の日、フェリーに乗って、大隅半島の鹿屋(かのや)基地に行ってきました。
ここは、アメリカ軍の沖縄上陸作戦に対する、海軍の特攻基地のあったところです。(ちなみに知覧は、薩摩半島にあった陸軍の特攻基地です。)

父の兄がこの鹿屋基地への空爆のため、戦死しているのです。
もし生きていれば、私の父が家を継ぐこともなく、母と結婚して、私が生まれることもなかったかもしれません。

嵐のコンサートのために鹿児島に初めて行くのに、私は何かに導かれるかのように、鹿屋基地に行かずにはいられませんでした。
そして、特攻で亡くなった大勢の若い兵士達の写真が壁一面に貼られて、国のために散った若鷲たち・・・のような表現に、
「冗談じゃねえよ~!」と怒りがこみ上げてきて、どうしようもありませんでした。
伯父は、出征の前夜、行きたくない・・・と言って、泣きに泣いたそうです。

「硫黄島からの手紙」でも、先日放送された、水木しげるさんのラバウルの玉砕の再現ドラマでも、卑怯者ほど綺麗事を言う。
太平洋戦争にしても、特攻隊にしても、誰か上部の人間が開始を決めたのであって、天災ではなく人災。

帰りの船から見た桜島。
伯父は、どんなにか再びこの桜島を見、家に帰ることを望んだだろうかと思いました。

そして、その夜は、鹿児島の花火大会でした。
私は、ホテルの温泉の露天風呂から、桜島をバックに錦江湾上に打ち上げられる美しい花火をずっと眺めていました。
私は乳がんのため片胸がなく、温泉など、人前で裸になることは一生ないと思っていました。
でも、片胸がなくても、私は生きている。生かされている。
鹿屋基地を訪れて、伯父や私を可愛がってくれた祖母の無念さを思い、戦争が起きないように私は私でできることをしよう!と決めたんです。
みっともなくても、不細工でも、生きて生きて生き抜いて、私にしかできないことをしようって。

鹿児島のコンサートで、潤くんは、
「嵐は僕の夢です。」と言っていました。
私にとって、松本潤は夢なんです。

彼を見ていると、私も夢を持ってもいいのではないかと思えるのです。力を与えてくれるんです。
私の夢が、どんなに遙か遠いものでも、松本潤がいれば、少しずつでも、ほんのわずかずつでも、近づいていけるのではないかと思うんですね。
嵐のコンサートで鹿児島に行くことがなければ、伯父の最期の場所を訪れることもなく、片胸で温泉に入る勇気も持てませんでしたもの。

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