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March 04, 2007

可哀想な司

9話は、司が可哀想で、可哀想で、どうしようもなかったです。
母親からは無一文にされ、勘当され、
一緒に生きていこうと決心した命がけで好きな女からは別れを告げられる。
殴られた顔で横断歩道の前に立っている司を見たときは、
絶望ってこういうことで、ケン内田が自殺したときは、こんな気持ちだったのかも・・・と思った瞬間、
そのケン内田が画面に映った時は、心臓が止まるかと思いました。

↓の花男の謎その1、何故、タマさんや椿がそばにいながら鬼畜坊ちゃんになったか・・・の答えが、今回わかったような気がしました。
母親の楓が暴君であっても、一本筋が通っていれば、司も健全に育つことが可能だったかもしれないけれど、
今回の放送を見て、楓は病んでいるだと思いました。
いびつで異常で、人間として破綻している。
そういう母親の元ではまともに育つはずがないですね。
そしてタマさんは、司にとっての決定的ダメージと思われる雨の別れの後、生まれた時からそばにいたはずの司ではなく、つくしに傘を持って行って一緒に泣いている。
このシーンを見て、ちーぼさんのタマさん評、納得しました。

司が子犬を恐れてちゃんと抱けないシーン、とっても可愛らしく大好きですが、
それと同時に、幼いとき、母親からしっかりと愛情たっぷりに抱いてもらえることが当たり前ではなかったんだということを暗示しているようで、せつないシーンでもあります。

司は、いびつで病んでいる母親に育てられたから、
つくしという、母親と真逆な、真っ直ぐで強くて優しい女に落ちた。
司が人間らしい真っ当な感情・人生を歩むには、つくしが必要だし、
せめて司だけでも真っ当な人間にならなければ、道明寺財閥も、それに付随する様々な問題も解決できないのに、
つくしにはそれがわからない。
自分が身を引けば、多くの人が助かる・・・という幼い考えで行動して、ますます事態を悪化させてしまう。

男は弱い。
そして、自分を優しく包み込んでくれる、本当に強い理想の母親を無意識に求めている。
その渇望感が異常なほど強い司にとっては、つくしは運命の女だった。
つくしと一緒に力を合わせて、知恵と力のある大人や社会の助けを借りれば、楓を打ち負かして、自分たちの幸せも手に入れ、道明寺財閥とその周辺も救うことができるのに。。。。。

・・・と、こんな風に私は思ってしまうけど、花より男子、特にリターンズの魅力は、
欠点だらけで不完全な様々な登場人物達が、
一生懸命に考えて行動しているんだけど、その想いがすれ違ったり、
裏腹な言葉しか出てこなかったり・・・ということから生じる、じれったさや切なさですものね。
無い物ねだりしても仕方ないですから、
花より男子リターンズは、こういうものだと思って、残り2話、十分に楽しもうと思います。

<星フリ・花より男子BBS>・・・左上リンクからどうぞ。


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