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February 27, 2007

運命の人

道明寺は、つくしが運命の人。彼女に会ったおかげで、人間の心を持つ男になれた。
運命の人というのは、他と較べようがない絶対的な存在であって、
その人の存在のおかげで、耐え難きを耐え、大人の階段を上っていける人のことだと思うのです。

ですから、つくしにとって運命の人は、静ではないかと思うのです。
静に憧れて英徳に入り、司や類に出会い、そして静と同じ国際弁護士をめざそうと、法学部に行く決心をする。恋愛のことではハッキリしないのに、弁護士への決断はあっというまでしたものね。

類にとっても、運命の人は静なのでしょう。
静との関係に終止符を打って、つくしを愛そうと決めた時も、静に自分の決断を相談しているんですもの。

滋にとっては、司が運命の人。
絶対に失いたくないと思って必死に頑張ったけど、ふと自分の醜さに気づいて、こんなブザマな姿を運命の人の司にさらしたくないと思って、身を引く決心をしたのかもしれない。
自分に正直にのたうち廻ったおかげで、ただのじゃじゃ馬のお嬢様から、とびっきりのいい女への階段を上ることができた。

タマにとっては、行き先のなかった彼女を引き取ってくれた道明寺家の先代の当主が運命の人なのかもしれない。先代を絶対視し、道明寺家のために働くことが彼女の使命だと思っているから、楓など怖くもなく、平然と意見できる。

このように、運命の人を持つことができた人は幸せだと思うのです。
楓やつくしの両親などは、運命の人との出会いがなかったのでしょうね。

でもね。
司が類に対して、「牧野は自分にとって最強で、運命の女だから諦めてくれ」と土下座するのは、??。
だって、運命の人だと思うのは、一方的な思い込みであって、100%個人の事情ですもの。
それを人に強要するのは、まだまだ大人になれないボンボン。

それで類があっさりと諦めてくれて万々歳なはずなのに、簡単に手に入れることができたつくしは、「なんで、そんなに微妙なんだよ」と道明寺に言われてしまうような存在に成り下がっている。
花男1では、中塚くんに、微妙な女と言われて、「あいつの瞳はこの世のもんじゃねえんだよ」と殴りかかったほど神々しい存在だったのに。。。

私は土下座だとか、友情だとか、そんな形式や綺麗ごとでは、何も解決しないと思っている。
人間は、そんなに都合良くできてはいない。
ドロドロの醜態の中からやっと、本物の恋や友情がチラッと顔をのぞかせるから、貴重なんだよね。

そういう意味でも、この花より男子は、1もリターンズも、人間ドラマが幾層にも重なっていて、単純に語れない深さを持っていますね。

ところで、花より男子の謎、その1。
あんな厳しくも愛情溢れるタマさんや椿姉さんがついていながら、司は、なんであんな鬼畜坊ちゃんになってしまっていたの?

<花より男子BBS>・・・左上のリンクからどうぞ。


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