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December 17, 2006

出る杭は引っ張り上げてもらえる。

ボストンのハーバード大学のカフェテリアでランチを食べていたんです。
そしたら、そばで女子学生達と楽しそうに話していたアジア系の男の子が、「写真を撮ってもいいですか?」と聞いてきて、
ペンタックスのすごいカメラで、私のことをバチバチ撮ったんです。
お礼を言ったら、にっこり笑って、「あなたはフォトジェニックだから」と言ったんです。
キャ~ですよ。
こんな言葉、自分に向けて言われる日がくるなんて、ありえないっつーの!ですよ。
でも、これがアメリカであり、歳とかまわりの常識とか関係なく、自分の価値観で判断し行動する。
さすがハーバードの超エリートだと思いましたよ。

そして、日本に帰ってきてから、若手の研究者や技術者たちのセミナーに参加したんです。
すごく面白くて、次々と素朴な疑問がわいてきて、いろいろ質問したんです。
そしたら、それを面白がって、どんどん会話が弾んで発展していく相手もたくさんいたのですが、
何だコイツ?!と、うざそうにする人もいたんです。
これが日本なんだなあと思いました。
予定調和が乱されることが不愉快、オバサンはおとなしくしていろ・・・みたいなオーラ。
こういうミミッチィ奴が職場に戻って、ちょっとまわりと違う人をいじめるんだろうなあと思いましたよ。

多民族が集まって、異種であることが当たり前のNYやアメリカの名門大学。
単一民族で、しかも島国で、同種であることが当たり前の日本。

NYに住んでいる友達が言っていました。
「日本では出る杭は打たれる。でもここでは、出る杭は引っ張り上げてもらえる」って。

ニノはクリントイーストウッドに、翔くんはNEWS ZEROに、相葉ちゃんは志村けんさんに、潤くんは、坂本龍一さんのように、そんな日本を離れ、遙か歳の離れた彼とカジュアルな友達付き合いをしてくれる人や蜷川さんに、引っ張り上げてもらっていますね。
大ちゃんの今回の舞台観てきましたが、こんな凄い才能の大ちゃんを、誰も想像もつかない方法で、引っ張り上げてくれる異才が出現して欲しいと切に思いました。


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