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March 23, 2005

沢田慎の父性について

2月11日(金) 14時4分
みかさんに答えると言っておきながら、のびのびになってしまっていた、『沢田慎は父性』について、書こうと思います。

ヤンクミが赴任してくる前から、3Dを仕切っていたのは、慎なんですよね。
陰のリーダーとして、学校からは目をつけられていたけど、
クラスメートからは、信頼されていた。
それは、第1話のクマの集金袋の件でもわかるように、徹底して、クラスメートを守ったから。
学校や大人達から、どんなに目の敵にされようと、自分の保身より、仲間を守ることに全力を注いだから。
つまり、クラスという限界設定を守るために、外敵と闘った。

7話では、
親でありながら、父性・母性を持たず、我が身を守ることのみに腐心する両親に代わって、
慎が体を張って、妹を守った。

だから、最終回で、やめるというヤンクミに対して、
「最後まで面倒見るって約束したじゃねえかよ~。ウソつくな~」と叫ぶところは、
今まで、本当はそんなに強くもないのに、精一杯背伸びして、男たらんと必死で頑張ってきた慎が、
鎧も仮面もかなぐり捨てて、18歳の男の子になって、「おれらを捨てて行くなあ~!」と懇願しているように見えて、
本当の慎は、甘えたかったんだねえ・・・って、泣けて泣けて。。。(涙)

よくある学園ドラマと違う、ごくせん(前シリーズ)の魅力は、
教師(ヤンクミ)と、生徒のリーダー(沢田慎)が、お互いを守り守られ・・・という、ほぼ対等な関係にあったことだと思う。
そのためには、慎には、高い精神性と強い意志と人の痛みを知る切なさが必要だった。
それを、松本潤は、ものの見事に表現して、ただそこにいるだけで、沢田慎だった。
だから、最後、「4人だ」という、オオ~とくる表現で、ヤンクミヘの愛をさりげなく表明したとき、
違和感どころか、ごくせんの世界が、さらにさらに大きく拡大されて、
萌え~の妄想爆裂の世界に突入していったんだと思う。

つまり、現シリーズとの決定的な違いは、あんなに魅力的なヤンクミをも凌駕する、沢田慎のような存在だと、私は思います。


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