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February 22, 2005

東京タワー雑感

2005/01/20(Thu) 20:52                                                              
他の人の感想を読むと、目からウロコだったり(特にあゆみさんの十字架と、詩史の夫が透を追い詰めるところ)、文の中にその人の生き様が見えてきたりして、本当に面白いです。
東京タワーは、まさしく、見た人の数だけ、感想がある映画だと思います。
でも、詩史世代・喜美子世代の多くがいるこの星フリで、思いの他感想が書かれないのは、
たぶん私と同じように、自分の中にいる詩史・喜美子に気づかされてしまって、
例えば、WSSのような別世界と違って、気軽に書きこみができないからじゃないかと思っています。

客観的に見れば、あり得ない!と思うシーンがたくさんある映画ですが、
私のような年の女が、21歳のジャニーズのファンサイトの管理人をやっているなんてこと自体、世間的にはあり得ない!ことでしょうし。。。
ありとあらゆることが、あり得る可能性があるのが、世の中だと思うんです。
私だって、耕二のような子が付き合ってくれたら、喜美子のような行動をするかもしれないし、
透のように一途に慕われたら、詩史のような決断をするかもしれない。
ただ、そういう年下の男性が今までいなかっただけのこと。

ストーリーは十分わかっていて、原作も読んでいて、
潤クンの映画での登場シーン(特に、エロシーン)を楽しみにしていたはずなのに、
実際の映画を見たら、そんなことより、自分の中にいる詩史と喜美子と向き合うことになってしまった。
それは、脚本・監督・スタッフ・演技・その他、すべての結集の結果であって、
人の心の中に、重く深い複雑な思いを残す、素晴らしい映画だったのだと思います。
登場人物それぞれに、共感と疑問といとおしさが募る。

私ね。潤クンには次は、普通の人をやってもらいたい・・・なんて考えていたの。
ペットの次には、果てしないプレーボーイでしょ。
だから今度は、演じるのが一番難しいであろう、どこにでもいそうな普通の人をやってもらいたいと思ったの。
でも東京タワーを見て、普通の人なんていないんだなあ・・・って、シミジミ思っちゃった。
喜美子の夫なんて、外から見たら、日本人サラリーマンの、もっとも普通っぽい人かもしれない。
そして、耕二なんて、ろくでもない異常な男かもしれないけれど、
松潤演じる耕二は、こんなヤツいるわ~と思わせる、今時の普通の若者に見えてきた。

映画やドラマを見て、魅力的だなあ・・・って思える俳優さんとか、演技って、
今まで見たことがない新鮮な驚きがあって、
なのに、総合して見ると、
わあ、こういう人、いそうだわ~って思って、グイグイ引き込まれていくことなんだよね。
そういう意味で、松潤演じる耕二は、まさしく魅力的だった。

ところで、AJSの、「別れて俺んとこ来いよ」は、もしかして、
喜美子に言いたかった言葉かしら?
でもねえ、あんなにいろんな子と付き合ってたら、喜美子だって決心しづらいよね。
耕二から、別れを言われる前に、自分から言い出す気持ち、わかるし、
耐えられなくなって、暴走したくなるのもわかる。
優しい、いいヤツなだけに、罪作りだね、耕二。
透のように、自分一筋だったら、過去を捨てる決心もしやすいよね。


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