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December 06, 2004

台湾人恩師との幸せな再会

9月12日(日) 23時9分
大学時代のゼミの先生が、駐日台湾大使になられたというお祝いで、
今日、公館に行ってきました。
台湾とは正式に国交がないので、大使という呼び名ではありませんが、
その先生の人生を思うと、本当に晴れがましい時でした。

台湾人のその先生は、台湾独立運動(つまり、中国本土からきた蒋介石
政権に反対し、台湾人で独立しようという運動)をしていて、
反逆罪に問われ、
台湾に帰ると死刑という状態のため、私の在学中も含め、30年近く日本の大学で、身を潜めるように教えていたのです。
日本政府から強制退去を命じられたこともありました。
それでも、何度かお宅に呼んでいただいたり、
また、外で食事を誘ってくださると、そこには、アムネスティ(政治犯を救おうという国際ボランティア組織)の運動家が同席していたり・・・と
いう感じでした。

30年間、台湾には帰れず、両親にも会えずという状態の後、
民主化が進んだ台湾に12年前、やっと帰ることができ、
そして、このたび、駐日台湾代表として、また日本にくることになったのです。

久々にお会いした70歳の先生は、にこやかで、さらにやさしくなっておられ、
苦労を共にされた、仲の良い奥様とは、ますます匂い立つほど、素敵なカップルになっておられました。
個人的に話した部下の方の先生評は、「どんなことも、様々な方向から多角的に見ようとするのと同時に、初志貫徹しようとする信念の強さは、す
さまじい」とのことでした。

大使館員の、即興の素晴らしいピアノ演奏を聴きながら、
また、そのピアノ伴奏で、テレサテンの「時の流れに身をまかせ」や、「昴」や「知床旅情」を皆で歌いながら、
これまでの先生のあゆみに思いをはせ、涙が落ちてきました。
信念を貫くことしかできない人の厳しい道。
そして、私達教え子をはじめ、多くの人たちに注がれてきた大きな愛情。

そんな中、嵐バカな私は、嵐の歌がいつの日か、嵐が人気だという台湾の人にも日本の人にもお馴染みの曲になり、
二つの国の人が集まったとき、一緒に歌い、想いを共有するときに歌う歌になれたらいいなあ・・・なんて、
シミジミとした気持ちで思ってしまいました。

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