« 川の石ころ | Main | きみぺ続編に賛成?反対? »

November 26, 2004

ハスミ君の矛盾

9月5日(日) 23時3分
今、台所で後片付けをしながら、ハスミ君の矛盾を考えていました。
そして、今度は、私がハスミ君なら、どう考えるだろうと想像してみたら、
突然、今までの謎が解けてしまったのです。

結婚を考えて真剣に付き合ってきた相手が、実は、若い男の子をペットと称して同居していた!
それを、「いい関係だ」などとフザケタことをぬかす。
これ以上の怒りがあるでしょうか。
ですから、最終回のハスミ君の、モモには「別れるつもりはないよ」と言いながら、スミレには、「やっぱり許せないかな」と去っていき、
そして、モモに「ウソをついたことを、俺もあやまらないよ」といった謎の行動は、
自分をだまし続けた二人に対する嫌がらせ、或いは復讐だったのではないかと思ったのです。
つまり、二人に相反することを言って、スミレとモモが結びつくのを邪魔したのです。

これは、スミレちゃんとモモに感情移入して、ハスミ君をピエロのように思っていた視聴者に対する、
大森さんのシニカルな挑戦ともとれます。

モモがドイツに留学し、スミレちゃんと、本当の恋人同士になれば、
大人の童話として、ハッピーエンドの完結だったのでしょうが、
本当は怖いグリム童話ではないけれど、
大森さんは、人間の毒をどうしても入れずにはいられなかったのではないかと思います。

最後に、飛行機の中で、ブラジルにサンバを習いに行くという福島さんに、
「ヘエ~、そうなんだ」と言うハスミ君は、またしてもピエロッぽかったですが、
ハスミ君の悪意を、こうして、覆い隠したともとれます。

ああ、こうして書きながら、すごい反感を受けるだろうなあ・・・と思っています。
でも、今さっき、突然、こういう考えが、思い浮かんでしまったのです。
ごめんなさい。

|

« 川の石ころ | Main | きみぺ続編に賛成?反対? »