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August 15, 2004

キミペの再放送を見て。

去年の放送当日は、ごくせんの再放送でハマッタばかりだったので、あまりに違う役柄を演じていて、その変貌ぶりに感嘆するばかりでしたが、久々に見た第1話は、客観的に見れました。
小雪さんが、素晴らしい~!
いろんな小雪さんを見ましたが、スミレちゃんが、なんと言っても、最高!だと思います。
潤くんは、ギコチナイ。
最初に見た時より、ハイテンションぶりが気にならなくなっていましたが、その代わり、力が入ると、声がガラガラになってしまう。
落ちついて話すと、深みのある良い声なのに。(2004.5.26)

あの階段でのキスシーン、再放送で、新発見!
ルミの背中にまわす、モモの手の動きが、なんともイヤらしくて、胸のドキュ~ン♪
やっぱり潤くん(モモ)、手馴れています。(爆)(2004.5.31)

久々に、5話を見て気付いたこと。
やっと話すようになったモモを抱いて、「試さないでよ。充分あなたが必要なのよ。いい子でいてよ。」というスミレちゃんのセリフ、矛盾してるなあ・・・と思いました。
【あなたが必要なのよ】というのは、相手を一人の対等な人間として必要としているのに、【いい子でいてよ】というのは、自分にとって都合のよい、ペットや子供でいて欲しいということ。
でも、この矛盾が、大森さんの狙いであって、モモがペットから恋人ヘの変化になりえるということを暗示しているのかしら?

そして、スミレちゃんって、「美人で頭がよくて・・・」と、繰り返し言われるけど、能面とか般若とか、こけしとかいう表現がピッタシだし、いわゆるお勉強はできたかもしれないけど、ドジで要領が悪くて、それを、小雪さんが、ご自身の個性を生かしながら、本当に上手に演じていらっしゃって、親近感を持っちゃうんですよね。
整った、可愛らしい美人だったら、こうはいかなかったのでは・・・と思っちゃいます。(2004.6.1)

私にとっては否だった6話(ただし、自販機前シーンは、大好物)を、久々に見て、私内での評価が、また変わりました。
この回は、起承転結の転ですが、急に、男(モモと蓮実くん)のムラムラ・イライラが、箱根という夜の異空間で炸裂して、それまでの、コミカルなキミペの世界に慣れ親しんでいて、しかも待っている一週間の間、妄想の世界に生きていた私には、拒絶反応が強かったんだと思います。
でも、今回、1話から続けて見ると、武志の男の部分の表現が、違和感なく受け入れられました。
特に、レッスン場で、ルミとのキスを、順平に責められ、片手を腰に置いて、去っていく姿は、エロティックな男でした。(キュ~ン)
それから、船着場で、「帰ろうって言えばいいんだよ」というモモに対して、「帰ろう」と、上目使いに返すスミレちゃんが、それまでの高圧的な飼い主から、男性に心から甘える可愛らしい女性になっていました。
つまり、この回は、飼い主とペットから、男女という位置付けに変えた回だったのですね。(←何を今更・・・ね)

それにしても、潤くんのあの目を何と表現したらいいのか・・・?と、ずっと思っていたのですが、そう、「寂しそう・・」が、ピッタリなんですね。
私が潤落ちしたのも、『ごくせん』7話の、取り調べ室に入る時の暗い、そして寂しい目だったんですよ。
潤くんの、あの寂しい目は、俳優としての強力な武器ですね。
例え、どんなイヤな奴、悪い奴を演じても、あの目を見せられたら、コロッと、潤くんにまいってしまいますもの。(2004.6.2)

去年の放映時はすでに、潤くんファンであり、客観的に見れない状況にありました。
また、待っている一週間の間、予告編に惑わされたため、ストーリーの理解が、混乱していたと思います。
そして、例えば、最終回の蓮実先輩とモモの対決のセリフなども、大森さんの意図を理解しようと、考えに考えて、自分を納得させていました。

しかし再放送で久々に見て、特に、7話~最終話まで一気に見て、やっと、このドラマを冷静に理解したような気がします。

この話の流れ・盛り上げ方からしたら、モモとスミレが、ペットと飼い主の関係から、お互いを本当に必要とする恋人同士なるというのが、自然な流れだと思います。
そしたら、この素晴らしいドラマは、完成品として長く愛され、賞賛されるものになったでしょう。

ところが、幸か不幸か、最終回でコケテしましました。
一番の気持ちの悪さは、モモとは思えない服装で、「10回に一度は武志君と呼んでくれる」と、うれしそうにカウンセラーに言うところです。
思わず、「オイ、お前はヒモになリたいのか?!」と、ツッコミたくなりました。

一番のハッピーエンドは、多くの方が書かれているように、モモがドイツに行き、スミレも追い、恋人同士になることでしょう。

でも、私は、ドラマがハッピーエンドになる必要もないし、続編に繋がる希望を持った最終回ということで、敢えて、別パターンを考えてみました。

<モモはドイツに旅立ち、スミレは、蓮見先輩を追って、リオに行く>です。

スミレは、大学も就職も男選びも、自分の適性よりも、とにかく一流をゲットすることを良しとして、努力してきた女性だと思います。
料理だって、生活情報部での仕事だって、努力で、パーフェクトに近いものができるようになりました。
吉田くんとの同棲生活も、彼女のそういう価値観が根底にあったから、「君はいいねえ。頭が良くて、お給料いっぱいもらって・・・」というセリフを彼に吐かせることになったのだと思います。
男女間の、お互いを思いやり、補い合うような心地良い関係を作ることができない女性なのです。

究極の選択を迫られた時、人間って結局は、今まで拠り所にしてきた根本的価値観で、決定してしまいます。
人は、そう簡単には変われません。

ですから、一流ダンサーである武志のことを思えば、彼をドイツに旅立たせ、モモとのことは、楽しい思い出にしようと考えるのも当然だと思いますし、悩んでいた蓮実先輩のことも、福島さんが、退職してリオに追っていくことを知ったとたんに、今まで、競争社会を勝ち抜いてきた自負が急に頭をもたげて、福島なんぞに、取られてたまるか!と、わけもわからず、とにかくリオに行ってしまう。
そこで、ジャーナリストとしての仕事も、彼女ならできるでしょう。

というところで、キミペⅠは、終りです。

こういう終り方なら、続編は、様々な展開が可能ではないでしょうか。
例えば、リオでの蓮実先輩との生活に挫折して、日本に戻ってきたスミレと、ドイツから帰ってきたモモとの再会から、新たなストーリーが始まる。
スミレちゃんは、相変わらず、本当の自分に自信が持てなくて、そして、ドイツに留学したからと言って、決して順風満帆ではない、ダンサーとしてのモモ。

ウウ~。妄想が膨らむ~♪(2004.6.10)

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